【悲報】神代 類、初対面の女子に振られる【神代 類】

変な人 ページ12

｢まぁ、僕が君と話したい事は、昨日の出来事についてなんだけれど・・・｣





やっぱり怒ってますよねーーーーーーーー知ってた





｢え〜っと、もしかして怒ってます・・・？？？｣








100%怒っているだろうけど、一応？？？聞いてみたみたいな？？？






｢逆にあれで怒らない奴がいるのか・・・？？｣





司がゴミを見る目で私を見る。いや、もしかしたらその後ろのビルを見つめているのかもしれない。うん、きっとそうだ。屋上からビル見えないけど(え)







怒られることを覚悟して身構えていると、神代さんの口から衝撃の言葉が。







｢いや、別に怒ってはいないよ。少し混乱はしたけどね｣





｢｢・・・え？？？｣｣






綺麗に司と声が重なった。これが幼馴染パワーですよ奥さん。






｢えっと、怒ってない、って・・・？？｣





すごい、全ての言葉に裏がありそう(酷い)







｢言葉の通りの意味だよ。別に僕は昨日の君の行いを怒るために呼び出したわけじゃないよ｣









｢じゃあ、何のために・・・｣






用がないなら帰らせて欲しい。切実に。司は置いていくんで許してください(え)








｢僕は君に興味が沸いてしまってねぇ。だから、君と普通にお話してみたいと思ったんだよ｣








・・・興味・・・？？？







｢あの｣







｢ん？なんだい？｣







｢私は興味無いし出来れば関わりたくないんで帰っていいすか？｣






｢・・・・・ん？？？？？？｣







｢馬鹿だな・・・｣

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