裏切り7 ページ9
『義勇さん！明日の合同任務頑張りましょうね！では！』
「・・・ああ。またな。」
ニコッと笑った顔・・・。とても愛らしいな・・・。
何故か最近Aを見ると胸が高鳴るんだが・・・。
あ、胡蝶に聞くの忘れた・・・。
だがもう、聞いても答えてくれないだろう・・・。
いや、言うだけ言ってみるか。
健「・・・冨岡さん。」
「・・・高松？」
どうして最近此奴は俺が帰る時にいるんだ。それに、いつも暗い人気のない路地裏のような場所で・・・。
まさか、此奴・・・。
俺の事が好きなのか・・・？←
でも、俺は生憎男を好けないのでな・・・。
健「待って今何か変な誤解されてる気がする。」
健「ちょっと冨岡さん今思ってる事言ってもらって良いですか？」
「・・・お前、俺の事が好きなのか・・・？」
健「・・・そんな訳ないでしょ？馬鹿じゃね？」←
健「大体、俺はAさんが好きなんです。」
あ、そうだったな。
「・・・じゃあ、何の用なんだ。」
健「はぁ・・・。あのね・・・。」
健「Aさんと僕の恋を邪魔しないでくれます？」
「・・・？」
健「分かってない・・・。あのね、僕はAさんが好きなんです。Aさんは分からないけど・・・。」
健「だから、僕がAさんに好いてもらえるように頑張っているんです。だから、冨岡さんが邪魔なんですよ。」
「・・・そうか。」
此奴には、Aをやりたくない・・・。
・・・別に俺のものではないだろう。いや、そもそもAはものではないな・・・。
・・・？
健「反応うっす・・・。まぁ良いや。明日、Aさんとの合同任務ですよね？」
「・・・ああ。」
健「それ、僕も一緒に行くんで。」
「・・・！？」
健「お館様に頼んで、一緒にしてもらいましたよ。」
「・・・(Aと2人きりが)良かった。」
健「何が？」
・・・何故2人きりが良かったんだ。
健「ああ、それと。」
「？」
健「緊急柱合会議が、明後日にあるらしいんで。」
「・・・。」
健「冨岡さんとAさんは聞いてなかったでしょう？」
「・・・そうか。」
きっと、今日の出来事だろう。
俺は何もしていないから、正直に話すだけだ。
それでも、あいつらは信じないだろう。
それでも良い。
Aが信じてくれている。
高松、おまえに―――――
「・・・Aは渡さない。」
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夜宮 - この作品大好きです！！頑張ってください！！！ (2021年1月5日 13時) (
レス) id: c4c364176c (このIDを非表示/違反報告)
焙じ茶 - あらあら、高松くん自分が何したか分かってるんでしょうか。(黒笑)冨岡さん推しなのでこの作品面白かったです！更新頑張って下さいね、応援してます！ (2020年12月19日 20時) (レス) id: 0167f82c96 (このIDを非表示/違反報告)
ランデブー - ………(^ω^) 氏ね。いや…はよ天に召されろ。貴様は地獄行きだ。君は自業自得という言葉が一番似合うと思うんだ！ (2020年12月19日 18時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
ランデブー - 見れば見るほど高松が憎くて仕方ないんだよなぁ！え？落ち着けって？何を言ってるの！私は至って冷静だよ…？(^ω^) (2020年12月19日 18時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
ランデブー - 尊い冨岡さんに何をしてるんだよこいつは！あんまり調子に乗ると○すよ…？(((黒笑 (2020年12月19日 17時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
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