裏切り22 ページ24
健「・・・!?」
健「如何言う事ですか?」
「・・・俺は、罠に掛けたんだ。(お前が何をするか分かれば、事前に防ぐ事だって可能だ。)そうだろう?」
健「いや知らんわ。」
健「全く・・・。隊律違反だか何だか知らないですけどね、僕は貴方を傷付けるのが楽しくなっちゃってるんですよね〜♪」
「・・・何が言いたい。」
健「え?分からないですか?仕方ないですね〜♪」
健「貴方をこれからも、傷付けるって事ですよ?」
「・・・そうか。」
傷付けたければ傷付ければ良い。俺は、Aが傷付かなければそれで良い。
Aさえ、守れれば。
健「何ですか、反応悪いですね!!」
「・・・!」
また、殴られたのか。
Aを守るんだ。
Aを守る為に、俺が傷付くんだ。
そうすれば、全てが穏便に、丸く収まるんだ・・・。
俺が少し、我慢すれば良い。
『・・・義勇さん?高松君?何、してるんですか?』
健「・・・っ!?Aさん!?如何して此処に!?」
「・・・A・・・。」
如何して、此処に・・・。
「・・・?」
あいつらは、誰だ・・・?
「・・・!まさか・・・!!」
健《決まってますけど?僕が傷つける事は出来ないので、仲間に殴って貰います。》
先程高松の言っていた・・・!?
「っ・・・!」
大声を出すのは辛いが・・・俺が、Aを守らなければ。
好きな女1人守れなくて、如何するんだ・・・!!
錆兎と薫子姉さんが守ってくれたこの命を、俺は、Aを守る為に使うんだ・・・!!
動け、俺の足・・・!
声を出すんだ・・・!!
「A!!!逃げろ!!!!」
健「・・・!」
『へ・・・((ガシッ!?』
『!?』
「・・・!A・・・!」
Aが、傷付けられてしまう・・・!
嫌だ嫌だ嫌だ!
もう誰も、傷付けたくないんだ・・・!
健「あっ、おい!」
お前俺先輩だぞ!!!!(キャラ崩壊)←
『っ、義勇さん!?』
俺は、Aの口を塞いでいた奴を離し、Aの手を掴んで走り出した。
「今は兎に角走れ、出来るだけ、高松から離れるように!」
『はっ、はい!』
こんなに必死になったのは、いつ振りだろうか。
あの、鬼を連れた少年を見て以降だろう。
良く考えれば、あれからもう2年経ったな。
あの少年は、如何なったのだろうか。
『あの、義勇さん!』
「ハッ」
『もう、見えなくなりましたよ?』
「・・・すまない。」
『え?』
387人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜宮 - この作品大好きです!!頑張ってください!!! (2021年1月5日 13時) (レス) id: c4c364176c (このIDを非表示/違反報告)
焙じ茶 - あらあら、高松くん自分が何したか分かってるんでしょうか。(黒笑)冨岡さん推しなのでこの作品面白かったです!更新頑張って下さいね、応援してます! (2020年12月19日 20時) (レス) id: 0167f82c96 (このIDを非表示/違反報告)
ランデブー - ………(^ω^) 氏ね。いや…はよ天に召されろ。貴様は地獄行きだ。君は自業自得という言葉が一番似合うと思うんだ! (2020年12月19日 18時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
ランデブー - 見れば見るほど高松が憎くて仕方ないんだよなぁ!え?落ち着けって?何を言ってるの!私は至って冷静だよ…?(^ω^) (2020年12月19日 18時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
ランデブー - 尊い冨岡さんに何をしてるんだよこいつは!あんまり調子に乗ると○すよ…?(((黒笑 (2020年12月19日 17時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ