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薄暗くて異質な雰因気の空間が、
彼がいるだけで温かいような明るい部屋になった。
じゃんけんをする辺りも彼らしいような気がして、きっと年上なのに可愛いとまで思ってしまった。
それはまず、いいとして。
さて、これからどうしよう。
たぶん後1時間半はある。これから、そういう雰因気に持っていくのは至難の技。
素で笑ってしまったけど、どうしよう。
「あの…気まずいですよね?他の子空いてるか確認しましょうか…」
「あ、いえ。大丈夫です。
もっとセイラさんの事知りたい…なんて、
あ、、、何言ってんだろ俺。」
照れながら頭をかく彼に、私まで照れてしまった。
「ありがとうございます。私、本名はAっていいます。21歳です。好きな食べ物は焼肉といちごです。」
「あっ、僕は…」
「てつやさん、、ですよね?」
「もしかして…」
「あ、あのタクシーの時、もう一人の方がおっしゃってたので…すみません、気持ち悪いですよね。
職業病で顔と名前は覚えてしまうんです。」
「いやっ、すごいなー。もう、名前なんて全然覚えられなくて。」
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心優(プロフ) - この作品めっちゃ好きです(*´ω`*) 語彙力がすごすぎます(^3^)/ これからも頑張ってください(*^^*) (2018年3月20日 19時) (レス) id: 12b70c6282 (このIDを非表示/違反報告)
雪の音(プロフ) - かえでさん» もう私にはもったいないお言葉です(;_;)ありがとうございます。これからも楽しんでいただけるように頑張ります! (2018年2月25日 15時) (レス) id: 37cfe1402e (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - 大ファンです。雪の音さんの作品の独創性は凄すぎます。これからも更新楽しみにしています。 (2018年2月25日 1時) (レス) id: f1c141d7d3 (このIDを非表示/違反報告)
雪の音(プロフ) - ゆきさん» わわわ、そんなお言葉いただけるなんて嬉しすぎて…。これからもよろしくお願いします! (2018年2月25日 0時) (レス) id: 37cfe1402e (このIDを非表示/違反報告)
雪の音(プロフ) - クロネコさん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします。 (2018年2月25日 0時) (レス) id: 37cfe1402e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪の音 | 作成日時:2018年2月19日 21時