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A「…なんでいるの」
すば「また来る言うたやん」
A「…来ないでって言ったじゃん」
すば「お前、電話も出ぇへんし」
A「………」
すば「メールも返さへんし」
A「…………」
すば「なぁ……今、一緒おったやつ…誰…?」
A「…………」
すば「…彼氏なんか?」
A「すばるには…」
なんだろう…
この罪悪感みたいなもの…
別に悪いことなんかしてないのに…
すばるにどう思われたって別にいいはずなのに…
A「すばるには…関係ないでしょ!」タッタッタ
こっちをじっと見てるすばるの顔が見れなくて
私は勢いよく横をすり抜け、家の鍵を開けた。
ガシッ
えっ…
ガチャン!!
A「いたっ…痛いよすばる!離してっ」
バタン!
ドン!!
鍵を開けた瞬間、すばるが私の腕を強く掴み
力強く扉を開けると私を無理矢理家の中に引っ張りこんだ。
扉が閉まるのと同時に玄関の脇の壁に私を押し付けた。
A「…すっ…す…ばるっ…」
怒ってる…?
こんな目…見たことない…
怖い…
すば「んなぁ…アイツなんなん?…アイツ…」ググッ
あきらかに怒ってる声…
私の両肩を抑えるすばるの手に力が入る…
A「痛い、痛いよ…離して…」ポロポロ
!?
…スッ
すば「……………すまん」
涙を流している事に気付いたのか
我に返ったように
ふっと力を抜き、私の肩からそっと手を離した。
A「す…すばるには…もう関係ないでしょ…」ポロポロ
すば「………」
A「関係ない…すばるには…」ポロポロ
すば「…そやな……」
そう言ってすばるは静かに出て行った。
せっかく前に進めそうだったのに…
あんなにムキになるすばるを初めて見たのと…
なぜか丸山さんといた事に罪悪感を抱いた自分に…
すばるには関係ないって言ってしまった自分に…
またぐちゃぐちゃになった感情。
全部出し切ってやろうと
その場にしゃがみ込んで
時間を忘れて泣きじゃくった。
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きっちゃん(プロフ) - さくらさん» 今回も最後まで読んでくれてありがとー♪やっぱ、丸ちゃんイイ男すぎよね笑。また書いたら、ぜひ覗きにきてねー(´-`)♪ (2015年4月24日 18時) (レス) id: e256170f40 (このIDを非表示/違反報告)
きっちゃん(プロフ) - かほべえさん» ありが鄭マジかぁ〜嬉しいぜーっ!( ´ ▽ ` )ノまたなんか書くね〜♪ (2015年4月24日 18時) (レス) id: e256170f40 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 読み終えて、感動しましたー。読んでて、最後は丸ちゃんと、って思ってたんですが、渋谷さんで良かったと思っています!お互いの素直な気持ちに気づけて良かったなぁ、って。お疲れ様でした。 (2015年4月24日 10時) (レス) id: 9362b4fa96 (このIDを非表示/違反報告)
かほべえ(プロフ) - 完結おめでとう(*^^*) キュンキュンが止まらなかったよ~(*´∀`) お疲れ様♪ (2015年4月24日 10時) (レス) id: 02f2045e71 (このIDを非表示/違反報告)
きっちゃん(プロフ) - Pomu☆さん» 私もコレ書いてたら、すばちゃんが今まで以上にカッコよく見えてきちゃってます笑!更新、頑張りまーす♪最後まで見届けてねーっ♪ (2015年4月22日 18時) (レス) id: e256170f40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きっちゃん | 作成日時:2015年4月18日 15時