よん ページ5
side：元木湧
昨日の放課後、うっちーが楠木さんに声をかけていた
楠木さんはうっちー以外の人を見て少し怖がってた、？のか？すぐに帰っちゃって結局話せじまい
今日こそはと意気込んで見たものの話す話題が特になくて、また放課後になっちゃった。
内「Aちゃん！この後暇？」
『うーん』
うっちーが楠木さんに話しかけてる今がチャンスだと思い
元「なんの話してんの〜〜」
内「今から暇かきいてんの〜」
「で、ひまぁ？？」
『一応暇だけど』
内「え！まじ？じゃあ部活見にこない？」
元「はあ？なに楠木さん誘ってんだよ！楠木さんが部活見に来てくれるわけないだろ！」
『いいよ』
元「いいの！？部活ってサッカーだよ？？男しかいないけど」
『見るだけならいいよ』
楠木さんはあまり笑うほうじゃなくて、それが怖いと言う人もいるけれど大半の人は楠木さんを高嶺の花だと言う。
楠木さんは去年入学式の時点で結構有名で、ものすごい美人が入学してきたと先輩達は喜んだらしい。
でも見た目の通り、クールで人と関わることのなかった楠木さんに近づける男子はほぼいなくて、告白しても『ごめんなさい』と振られるばかりだったらしい、というか同級生にも楠木さんに告ったやつが結構いる
なんて考えながら楠木さんをじっと見つめてみる。
色白で大きな目に長いまつ毛、やっぱりモテるのも理解できるな〜なんて思っていると
『あ、あの、何かついてますか？』
元「へ？あー！ごめんごめん！綺麗だなって思って！」
元「俺、元木湧！よろしくな！！」
『楠木Aです。よろしくお願いします。』
元「楠木さんは部活入ってないの？」
『うん。』
元「なんで？」
『ぇっと特に理由はないかな』
元「そっか。あ！俺の名前ちゃんと覚えた？」
『元木湧くん』
元「お！おぼえれたんだ！じゃあいっしょにやろーぜ！」
元「もときー」
「「わくわく！！！」」
『わ、わくわく？』
side：A
内村くんに部活を見にこないかと誘われた、私はもともと運動部だったし、体を動かすことは嫌いじゃない。何となく興味があって見に行ってみることにした。
それと、2人目の彼の名前は元木湧くんっていうらしい
元木くんはThe陽キャの代表って感じで明るくて、ついついペースに呑まれてわくわくってやっちゃった
しかも凄い見てくるから恥ずかしい、、
やっぱ私がぶすすぎて見てるのかなあ
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モカ(プロフ) - 感想でなく申し訳ありません(^_^;)以前から彩様の忍者紅一点を愛読していたものです。諸事情によりしばらくログインできておらず、久しぶりにログインしたところ、紅一点作品に鍵がかかっており…お手数でなければパスワードを教えていただければ嬉しいです。 (2021年8月14日 1時) (
レス) id: 56deb7bc7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩 | 作成日時：2021年2月4日 23時
