さん ページ4
新学期が始まって1週間
相変わらず内村くんの隣の席であることに代わりはないけれど、特にしつこく話しかけてくるわけではなくて安心した。
『内村颯汰......』
内「ん？呼んだ〜？？」
『へ？よ、呼んでないよ。』
内「そう？空耳かなあ〜」
心の声が出てたみたい。気をつけなきゃ
内村くんは細身で色白でコミュ力高くて少しぬけてる？感じでなんだかモテるのも納得する
内村くんはよく寝ててクラスの女子はそこが可愛くていいらしい
ふと1番前に座る莉音を見れば、一番前だというのに
堂々と寝ていてさすがだなあなんて考える
ちなみに莉音の隣の席も4人組のうちの1人なんだけど、実はまだ名前を知らなくて誰かは分からないんだよね
〜放課後
莉「A！！ごめん！今日放課後遊ぶ約束だったけど、ミーティング入っちゃって、無理そう、、ほんとにごめん！！」
『そうなの？いいよいいよ！また遊びに行こうね！』
莉「ありがと〜！じゃあミーティング行ってくるね！」
『いってらっしゃーい！(フリフリ』
急遽予定がなくなって暇になっちゃって、どうしようかな〜なんて考えながら歩いていると、少し前の廊下にあの4人組がたむろしていた。
うわ〜どうしよう。あそこの奥にある階段から下に行こうと思ったけど、引き返して別のところから行こうかな。
でも、わざわざ戻るのもめんどくさいなあと思い、知らんぷりして通ることにした。
よし、知らないフリ知らないフリ
内「あ！Aちゃん！もう帰るの？？」
まさか話しかけてくるなんて思わなくて立ち止まる
ゆっくり内村くんをみれば、他の人もこっちを見てい
て急に怖くなった
『うん。』
素っ気なく返事をしてすぐに階段をおりた
別に彼らが嫌いなわけじゃない。
ちょっと人と話すのが怖いだけ
少し長い道のりを1人で歩く
着いた先は大きなマンション。
そう。ここが私の家
家族には申し訳ないと思っていて、地元の高校に行かず急に他県の高校に進学を決めた時、私の決めたことならと了承してくれた上にこんないい所で一人暮らしをさせてくれて本当に感謝している
これからの学生生活も穏便に目立たないようにしていきたい
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モカ(プロフ) - 感想でなく申し訳ありません(^_^;)以前から彩様の忍者紅一点を愛読していたものです。諸事情によりしばらくログインできておらず、久しぶりにログインしたところ、紅一点作品に鍵がかかっており…お手数でなければパスワードを教えていただければ嬉しいです。 (2021年8月14日 1時) (
レス) id: 56deb7bc7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩 | 作成日時：2021年2月4日 23時
