に ページ3
莉「うちの学校3年は2年のクラスが持ち上がりだから、うちら3年間同じだね！」
『ん？そうじゃん！！ほんと莉音がいてくれて良かったあ！』
なんて会話をしてると教室に着いた
『莉音の席1番前じゃん！』
莉「ほんとだ、Aは1番後ろじゃん！ずる！！」
『ラッキー！！』
1番後ろの席とかほんとに嬉しいなあと少し綻ぶ口元
特にやることもなく外をぼーっと見ながら去年のことを思い出していた。誰かに話しかけることもなく1人で居た自分。やっぱり友達は欲しいもんなあ〜〜なんて考えて、
よし！今年こそちゃんと友達作らなきゃ頑張って話し
かけよ、まずは隣の席の人からにしようかな〜
(ｶﾞﾀｯ
『あの!!おはよう！』
勇気をだして隣の人に声をかけるとまさかの、あの4人組の1人だった。
「え？おはよう！！」
「俺！内村颯汰！うっちーでもなんでもいいよ！好きに呼んで！」
『え、』
どうしよう。勝手に女の子だとばかり思って声掛けち
ゃったけど、男子だし、しかもあの4人組の1人で早速
関わっちゃった、、、、
『あ、えっと、楠木Aです。』
内「Aか〜いい名前だね〜！！」
『ありがとう』
？「うっちーーー」
内「!!...俺呼ばれてるから行くね〜」
はぁ、まさか隣の席でしかも自分から話しかけちゃう
なんてついてないなあ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
side：内村颯汰
今日も少し寝坊して、急いで学校に行くと今年もあい
つらと同じクラスで、俺って幸せものだなあって神様
に少し感謝した。
教室に入れば隣の席の子はもう来ているみたいで、外
を眺める横顔も窓から少しもれる風になびく髪も、髪
を耳にかける仕草もどれも綺麗でつい目を奪われた。
絶対仲良くなりたい！って思った瞬間、
『あの!!おはよう！』
彼女から話しかけてくれるなんて思ってもみなくて、ついつい自己紹介までしちゃって少し恥ずかしい
あいつらに呼ばれて駆け寄れば、
元「今、楠木さんと話してただろ！」
平「え！まじ？楠木さんってあの楠木さんだよね？」
安「さすがうっちーだ笑」
あじに褒められて嬉しいなあ
ん？
内「ねえ！！あじそれ褒めてんの？？？？」
「「「笑笑」」」
安「でもさ、俺も楠木さんと話してみたいんだよね」
平「俺も俺も〜〜」
安「楠木さんって男子と喋らないって聞いてたけど、実は普通に喋るって感じなのかな？」
元「所詮は噂だし、これから関わってけばわかるっしょ！」
内「俺、席隣だからいっぱい話しかけよーっと！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 309人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「少年忍者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モカ(プロフ) - 感想でなく申し訳ありません(^_^;)以前から彩様の忍者紅一点を愛読していたものです。諸事情によりしばらくログインできておらず、久しぶりにログインしたところ、紅一点作品に鍵がかかっており…お手数でなければパスワードを教えていただければ嬉しいです。 (2021年8月14日 1時) (
レス) id: 56deb7bc7b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彩 | 作成日時：2021年2月4日 23時
