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side：安嶋秀生
中途半端な時期に転校生なんて来るんだ
隣にいるAはそこまで気にならないみたいで一切前を見ないのに
「黒田光輝です！」
転校生が自己紹介した瞬間凄い勢いで前を向くからびっくりした
先生「黒田の席は1番裏の空いてるところな！」
先生の声を合図に席に向かってくる黒田
それと同時に顔を伏せるA
安「どーしたの？」
『ん？どうもしないよ〜』
朝のHRが終わって、湧たちがこっちに来る
Aはまたまた凄い勢いで教室を出ていった
元「あれ？Aどーしたん」
安「さっきからあんな感じ〜」
莉「へえ〜なんかあったのかね」
内「あ！！黒田〜！！」
「黒田サッカー部でしょ？俺達もサッカー部なんだ！」
ってうっちーが声をかければ向こうもコミュ力高いみたいで
黒「え！まじ？？サッカー部入るからさよろしく！」
元「よろしくよろしく〜」
気づけば話題はAの話になった
平「てかまだ戻ってこないね〜」
黒「ん？誰が？」
内「Aちゃん！」
黒「A、？」
安「知ってんの？」
黒「いや、知り合いに同じ名前の人がいてさ〜」
内「Aちゃんめちゃめちゃ可愛い子だけど好きにならないでね〜！！」
黒「わかったわかった笑」
黒田がAの名前に反応したのが引っかかった
黒「あ！俺職員室行かないとだった！じゃー！」
平「なんかうるさいやつが増えた気がする」
莉「確かに笑」
黒田がいないうちに、湧達に話したいことがあって
安「あの、さ、Aと黒田って知り合いだったりするのかな」
元「え？知り合い？なんで？」
安「さっき黒田の名前聞いた時凄い反応しててさ、でも声は掛けてないっていうより会いたくないって感じだった」
平「仲悪いってこと？」
安「んーわかんないけど、でも最悪ってつぶやいてたよ」
元「園田は？なんか知らないの？」
莉「私がAと知り合ったの高校入ってからだし、そーゆーのはあんまり」
「でも、中学の同級生がいないからって理由でここに来たとは聞いたけど、」
平「やっぱなんかあったんじゃない？」
元「そーだな、」
莉「でもAが自分から言ってくるまでは普段通りにしよ！」
内「だね〜〜」
Aの黒田を見る目はどこか悲しそうで、きっと二人の間には何かあったんだと思わざるを得なかった
きっとこの話を聞いて湧達も感じ取ったんだと思う
こころなしか少しだけみんなのテンションが下がったから
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モカ(プロフ) - 感想でなく申し訳ありません(^_^;)以前から彩様の忍者紅一点を愛読していたものです。諸事情によりしばらくログインできておらず、久しぶりにログインしたところ、紅一点作品に鍵がかかっており…お手数でなければパスワードを教えていただければ嬉しいです。 (2021年8月14日 1時) (
レス) id: 56deb7bc7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩 | 作成日時：2021年2月4日 23時
