隣 ページ22
また、立ち止まった。
置いて行かれたんじゃない。自分から逃げた。
昔から、変わってなどいなかった。
何年経っても、弱いままの自分に腹が立つ。
このままじゃ、隣になんていられない。
でも、隣にいたい。
後ろを振り返っても、そこには誰もいない。
前を向いたら、みんながいる。
現実を向いて、夢に向かって走っている。
だけど、俺はそこに立ち止まる。
____いなくなりたくないなぁ、と。
このまま帰らなかったら、きっと俺の居場所なんてなくなるだろう。
帰りたいのに、帰れない。帰るのが、怖い。
みんなに否定されるとは思わない。みんなを信じたい。
だけど、裏切られたら?
『気持ち悪いよ』
『こっち来ないで!』
「ちがう……ちがう……っ」
うるさい。
もう思い出させないで。
消えて。
消えて。
「……しに、たい」
________________
オチが思いついたので頑張って書きます!!!!
ちなみに次の章で終わる予定です!!!!!
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クライン(プロフ) - すみれいんさん» コメントありがとうございます。彼らはまた笑い合えるのでしょうか、それともさようならで終わってしまうのでしょうか……。最後まで見守ってくださると嬉しいです(笑) (2022年6月28日 21時) (レス) id: 2e57063caa (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - さ、最後がどうなるよかわからなくて読み進める手が止まりかけました。最後は笑顔になれるのか…はたまた違うのか…ヒヤヒヤしながらよんでおります! (2022年6月28日 11時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
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