心を込めて ページ7
寝て起きたら、キッチンからいい匂いがしてきていて…
[おなかすいた…かも…]
久しぶりの感覚だった。しっかり寝れたからぼんやりしていた頭もスッキリとしている。千佳に見張られながら、なんとかノルマを完食した。
千佳「ちゃんと食べないと抱き心地悪いって言われるわよ」
それ、恐ろし過ぎる文句デスネ…。
この後のスケジュールを考えると、外出して買い物できるのは今日くらいだ。だから千佳を伴って江南まで出掛けることにした。
千佳「明洞でもホンデでもなく江南？こんな高級地区アンタに似合うものないわよ」
「僕じゃないよw」
そう、僕のものを買う訳じゃない。10月4日は천사の日。つまりハニヒョンの誕生日だ。ツアー期間中だからプレゼントを決めるなら今日しかない。
千佳「ケンカ中よ？意気地なしが渡せるの？w」
「渡すよ…どうにかする。てか意気地なしは酷くない？」
まあ、こうやって包み隠さず言ってくるとこが千佳のいいところなんだけど。
渡したいものは決めてあるけれど、デザインとか重さとか色々ありすぎて迷う…。どうしよう…。
千佳「譲れない条件は何？」
「正確性」
その後も何店舗か回るけど、なかなか決まらない…。でも妥協はしたくない。ハニヒョンに1番似合う、僕を思い出してもらえるものにしたいのに…。この辺りでは最後の一軒で…ようやく見つけた。
「これ…これがいい」
千佳「A、予算は？かなりするよ？」
確かに…でも…これがいい。
「大丈夫…老後貯金から出す」
千佳「アンタまだそれやってんの…感心するわ」
女の店員さんによると刻印が入れて貰えるとの事だったので、正体バレるかな…と思ったけど入れてもらうことにした。そしたら…
店員「喜んでもらえるといいですね、(Aさん)」
「え⁉︎いや、私は…」
店員「(大丈夫、気付いてるのは私だけ…私caratでAさんのファンなんです。安心してください、誰にも言いません。プレゼントのお手伝いができて嬉しいです)」
「刻印ができたらお送りしますね」そう店員さんは笑顔で言ってくれた。(御礼になるか分かんないけど手帳にサインとメッセージを書いて渡した。ちなみに送り先はおばさんの家)…本当に素敵なヌナだった。
.
千佳「オッパが付けてるとこ写真送ってよね」
「…わかったよう…」
ハニヒョンの誕生日まであと1ヶ月…ちゃんと、渡せますように…
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おもち(プロフ) - MSAMさん» 神ってるなんて言っていただけるとは…とっても嬉しいです！ありがとうございます。またフラグのないお話も時が来たら書こうと思っています。その時は是非読んでいただけたら嬉しいです^_^続編成年になったらのお楽しみで取っといてください(*^^*) (2022年2月4日 1時) (
レス) id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
MSAM - おもちさん！こんな神ってる小説ありがとうございます！とても面白く、3日で全シリーズ読み終わりました！私はまだ未成年なので続編を見ることはできないですが、これからも応援しています！ (2022年2月3日 19時) (レス) id: ded29d6e96 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - sgさん» 見れるようになってよかったです！また感想お聞かせくださいね^_^ (2022年1月25日 19時) (レス) id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
sg(プロフ) - 設定変えてみたら読むことができました！これからも楽しみに読ませて頂きます‼︎ (2022年1月25日 19時) (レス) id: ef57eb5d33 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - sgさん» こんにちは。【この作者の作品を全表示】を押しても出てこないでしょうか？もしかすると、マイページで設定が18歳以上でないかもしれません。【7】はRフラグ立ててますので… (2022年1月25日 18時) (レス) id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち
| 作成日時：2022年1月8日 22時
