偏り(JH) ページ4
日本用のフォーメーション確認を一通り終えて休憩時間。メンバーは小腹が空いたとデリバリーを摘んでいるけれど…1人足りない。
「Aどこ行った？」
ドギョムに聞くと何故か部屋の隅に積まれた座布団を指差す。…！！座布団から脚が生えてる…
A「(ZZZ…)」
「なんでこんなとこで寝てるんだよ…」
SG「なんか良く眠れなかったって言ってたよ」
なんでだよ…また何か悩んでんのか？あ…
「ウォヌ、昨日Aとなに話したんだ？」
WN「ん？あぁ、気づいてたの？」
そう、俺はウォヌがAの部屋を訪れてたことに気づいてた。
WN「この間貸した本を返してもらうついでに感想を話し合ってただけだよ。特に悩んでるようなことは言ってなかったけど」
ますます迷宮入りだ。その時、Aがムクッと起き上がった。
A「ふあぁぁぁ〜、え…ハニヒョンなんでこんな近くにいるの？」
こっちの心配も知らないで、大あくびしやがって…しかも「なんでこんな近くに」とか、俺を拒否ってんのか⁉︎
A「あ、みんなでなに食べてるのー、僕も食べたい」
無視すんな！
なんて考えても、本人はスニョアの飲みかけのコーヒーを勝手に飲み(スニョアも当たり前のように拒否せず)、ジスの手でキンパプを口に入れてもらい、モゴモゴモゴモゴ…ヤー‼︎
「A！！」
A「え？なに⁉︎なんでそんなに機嫌悪いの？」
「おなか空いてるの？」と俺の口に摘んだチキンを近づけてくる。
A「はい、あーん…」
こうなったら指まで食ってやる！
A「痛っ！ちょっと！僕はチキンじゃないよ！」
.
夜、宿舎のソファで1人AがYoutubeを見ていた。どうやらTWICEのMVを見ているようだ。
A「(なんでみんなこんなに可愛いの…？)」
A、独り言聞こえてるぞ。なんでそんなに羨ましそうな顔してるんだよ。
「可愛く見えるようにやってんだから当たり前だろ」
俺が後ろにいたことに気づいてなかったのかビクッとして振り向いた。
A「ヒョン…この頃急に現れるね」
「俺様に気づかないとはいい度胸だな」
俺が横に座るとまたケータイに目を落とす。
A「ヒョンもやっぱり可愛いって思うんだ」
「世間一般の意見を言っただけ。俺には俺の好みがある」
噂の相手が画面内で笑っているけれど、それを見ている人物の方が俺は…
A「ヒョンって好み偏ってそうだよね」
コイツ…じゃあお前は偏りの具現だな…って言えたら、どんなに楽だろう…はぁ…
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おもち(プロフ) - まるさん» いつも読んでいただきありがとうございます。ハニさんとマンネをここまで応援していただけるなんて、おもちも感無量です( *；∀；) (2021年12月14日 1時) (
レス) id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - mocaさん» ニヤニヤしていただけたなら、成功ですwありがとうございます。読み返していただけるなんて嬉しい限りです。 (2021年12月14日 1時) (レス) id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - hanaさん» いつも応援していただきありがとうございます！ハニさんもお褒めの言葉を頂けて喜んでいることでしょうw hanaさんのように続きを待ってくださってる方がいるなら【5】も頑張ってみましょうかね(´∀｀*) (2021年12月14日 1時) (レス) @page50 id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - おめでとう泣泣泣！これからも2人を応援しています！ (2021年12月13日 22時) (レス) @page50 id: d64eb668e3 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - キャー！やばい！って心の中で叫んじゃいました笑笑ニヤニヤが止まらないです！もう一回最初から読んじゃいました笑笑 (2021年12月13日 21時) (レス) id: bd82834e96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち
| 作成日時：2021年11月20日 19時
