自覚 ページ3
「ありえない…」
WN「有り得るよ。さっきまで知らなかっただけさ」
僕が…ヤキモチを妬いている…？
いやいや…いやいやいやいや…。
WN「じゃあ、今回のことがジョンハニヒョンじゃなくてクプスヒョンだったら？そういえばあの時もモヤモヤしなかった？ほら、ジョンハニヒョンが妹さんと出かけた時、勘違いしたことあったじゃん」
スンチョリヒョンだったら…あれ？こんな気分にならないかも。妹さんだった時は…見かけた時は確かチクチク痛くて…妹だって言われてホッとしたのを覚えてる。
待って、頭が追いつかない…特定の人にだけヤキモチ妬くってことはさ、それってつまりさ…
「僕…ハニヒョンのこと好きなの…？」
WN「それ俺に聞いちゃうの？そこに出しっぱなしの日記も大半ハニヒョンが〜って書いてるんじゃないの？」
……なんでわかるの…？
WN「無意識じゃなくなっただけで、お前はずっとジョンハニヒョンを好きだったんだよ、きっと。急にライバルが現れて焦っちゃったんだよな？」
「そうなの、かな…」
いや、多分そうなんだ、噂の2人が並んでるところを想像するとモヤモヤが復活しそうになる。
WN「初恋おめでとう」
「なにそれ、初恋ってめでたいの？」
WN「可愛い“妹”が一歩大人になったんだよ、めでたいじゃないか。先に言っとくけど俺は応援するよ。お前の味方」
「だからお前を泣かせたら、いくらヒョンでも俺怒るかも…」と冗談めかして言ってくるウォヌヒョンの目に嘘は見えなかった。妹扱いがくすぐったい…。
「これから僕どうしたらいいの？」
WN「今まで通り、お前らしくいればいいよ」
「またモヤモヤしたら？」
WN「また俺に話せばいい。もしくは素直にぶつけてみるのもありじゃない？」
「慌てるだろうなぁwww」と心底面白そうに笑ってるけど、それこそどうぶつけていいかわかんない。そんなことして嫌われたら？面倒臭いって思われたら？
WN「悩め悩めwそれも初恋の醍醐味だ。でもジョンハニヒョンはお前を嫌いになったりしないだろうな。断言してもいい」
「いつでも話は聞くから。な？」と僕の頭を一撫でしてウォヌヒョンは部屋を出て行こうとする。
「ウォヌヒョン…ありがと」
手をヒラヒラ振ってドアの向こうに行ってしまった。
.
モヤモヤもイライラも無くなったけど…ソワソワとドキドキが一晩中僕から睡魔を遠ざけてしまい、次の日、案の定僕は寝不足になった。
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おもち(プロフ) - まるさん» いつも読んでいただきありがとうございます。ハニさんとマンネをここまで応援していただけるなんて、おもちも感無量です( *；∀；) (2021年12月14日 1時) (
レス) id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - mocaさん» ニヤニヤしていただけたなら、成功ですwありがとうございます。読み返していただけるなんて嬉しい限りです。 (2021年12月14日 1時) (レス) id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - hanaさん» いつも応援していただきありがとうございます！ハニさんもお褒めの言葉を頂けて喜んでいることでしょうw hanaさんのように続きを待ってくださってる方がいるなら【5】も頑張ってみましょうかね(´∀｀*) (2021年12月14日 1時) (レス) @page50 id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - おめでとう泣泣泣！これからも2人を応援しています！ (2021年12月13日 22時) (レス) @page50 id: d64eb668e3 (このIDを非表示/違反報告)
moca(プロフ) - キャー！やばい！って心の中で叫んじゃいました笑笑ニヤニヤが止まらないです！もう一回最初から読んじゃいました笑笑 (2021年12月13日 21時) (レス) id: bd82834e96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち
| 作成日時：2021年11月20日 19時
