Pretty you ４

ご機嫌ななめ(SG) ページ17

マンネの機嫌がすこぶる悪い。珍しいが故にヒョン達は戸惑い気味だ。
僕には理由がわかっている、きっと女の子の日。
こういう時はなるべくそっとしとくに限る。本人が甘えたくなったら受け入れてあげればいい。ほら来た…。

「お薬飲んだ？どっか痛かったりしない？」

A「飲んだけど…まだツラい」

稽古中、辛さを見せずに完璧に踊っちゃうから、ヒョン達も調子悪いとは気づかないんだよね(苦笑

「こんなにひどいの珍しいね」

A「…うん。さっきハニヒョンに八つ当たりしちゃった…」

あー、だから向こうでジョンハニヒョンがオロオロしながらドギョミヒョンに何か相談してるのか。でもそんなハニヒョンの様子にAは気付いていないようで「ハニヒョン怒ってるかな…」だって。

「謝って正直に理由を話したら？ヒョンは妹さんいるし理解してくれるよ。ちなみにどんな八つ当たりしたの？」

「ディノヒョンにも僕にも「ヌグエギ？」って聞いてくるから『ヒョンは僕とディノヒョンどっち選ぶの？自分だけどっちもはズルくない？』って怒った…」

それ…ディノに八つ当たりだし、ジョンハニヒョンにはただのヤキモチじゃんw
向こうから「だから俺、卒業するって言ったじゃん！(怒」というディノの声が聞こえてくるのはそのせいかw

A「別に選んで欲しいわけじゃないのに…なんであんな事言っちゃったんだろ…」

ヨジャDayなら理由なくイライラすることもあるって。
体調は悪いし気持ちは不安定でAは半泣きだ。どうにかしてあげないと…そうだ！

「仲直りもできてヒョンの機嫌もすぐ直る方法があるよ。やってみる？」

A「どんなこと？」

.

僕は思いついた方法をAに伝授した。頑張れ！お前がうまくやれば全て丸く収まるぞ！
Aはソファに座ってるハニヒョン・ドギョミヒョンのとこにまっすぐ歩いていく。

DK「Aどうした？」

A「申し訳ないけど、そこどいてくれる？」

DK「へ⁉︎あ、はい…」

マンネに「どけ」と言われ、何が起きたかわからない顔をしたドギョミヒョンw退いた場所に交代で横になったA。
勝手にハニヒョンの膝を枕にして寝始めたw

JH「あの…Aさん？」

A「…魔の一週間なんだ…イライラしてごめんなさい」

ハニヒョンは意味をすぐ理解してAの頭を撫で始めた。Aから甘えるのは稀だからハニヒョンは赤面しながらもかなり喜んでる。仲直りもできて嬉しいって事で一石二鳥でしょ？我ながら天才だな

猫(JH)→←男子会2(SC)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す