偽り(コク) ページ33
私がバカだった。
ヨンホ＜今回の件について話がある＞
本当は関わりたくなんてない。最低最悪の男。もう一生顔も見たくない。でも…今持ち上がってる案件は事務所にとってかなり重要で、まとまればアーティストたちにとっても有益なもの。私の個人的な感情で拒否することはできない。そう考えて、重い足を引きずって呼び出された場所に来たのに…
ヨンホ「もう一度君と話がしたかった。あの時のこと謝りたいんだ。こうして一緒に仕事をするかもしれない状況になったのも奇跡ではないと思うんだ」
昔はこういう言い回しをする彼が好きだった。“若気の至り”だ。
夢や理想をキラキラとした言葉を聞く度に、彼のためにも頑張ろうと思えた。でも今はどうだろう…あの時の憧れにも似たときめきは全くなく、例えるなら植物が萎びて枯れて茶色く変色したような虚しさしか感じない。
「何を求めていらっしゃるのか分かりかねます。許しを乞うているなら“許された”とでも思っていてください。今の私には仕事以外興味はありません。あの時のことなんて…もう過ぎ去った過去です」
ヨンホ「冷たいなぁ…あの頃はあんなに」
「思い出させないでください。もういいですか？仕事じゃないなら…」
思いの外パーソナルスペースを侵されていることに気付いて距離を採ろうとすると腕を掴まれた。できるなら振り払ってしまいたいけれど、ある程度人通りもあるこの場所で他人の目を引くような行動を取ることに戸惑う。そんな時だった…
？？「A」
聴き覚えのある低音で、急に名前を呼ばれて驚いた。
SC「すぐ戻るって言うから待ってたけど、全然戻ってこないから。心配で来ちゃったよ」
「…え？」
SC「あれ？確か…イヨンホさんでしたよね？あなただったんですね、Aを呼び出したのは」
どうしてここにいるの？
何故、私を呼び捨てで呼ぶの？
なんで…私の肩を抱いているの…？
ヨンホ「A…どういうことだ？」
SC「俺と約束してたんですけど、急に仕事の連絡が入ったから待っててくれって頼まれたんですよ。“大したことじゃない、すぐに済むから”って」
ヨンホ「…約束…すぐに済む…」
そこで気付いた、彼は私と交際してるかのように演技している。目の前の男を私から遠ざける為に。でも彼はアーティスト、変な噂が立ったら…私のせいで彼の立場が危うくなったら…このままじゃ…
SC「ひどいよA、俺1時間も待ったよ？早く帰ろうよぉ」
もう…どうしたらいいの…
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おもち(プロフ) - Miyuさん» いつもコメントくださりありがとうございます✨Miyuさんやたくさんの読者様のためにもしっかり休んで元気になりますね！お話もう少し待っててくださいね😌 (5月19日 21時) (
レス) id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - にこさん» お返事遅くなってごめんなさい💦ちょっとずつ回復中です。そうですね！早く元気になってたくさん応援します！ありがとうございます😊 (5月19日 21時) (レス) id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
Miyu(プロフ) - おもちさん（；＿；）1日でも早く万全な復帰されることを願ってます！！最近おもちさんお見かけしないなと思っていたので心配しておりました😭おもちさん自身の体調が1番大切ですので…焦らないでくださいね☺️いつまでも待ってます✨ (5月10日 17時) (レス) @page37 id: 357d17f46d (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 更新がないのは寂しいですが、ゆっくり休んで元気になってくださいね🥺健康が1番です。お互い健康にセブチさん応援しましょ❤️🔥❤️🔥 (5月10日 14時) (レス) @page37 id: d0206497b3 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - なおさん» コメント・Twitterフォロー、そしてお気遣い頂きありがとうございます😌スンチと次長は必ずcomebackしますので、少々お待ちくださいね！頑張って体力戻します😊 (5月9日 20時) (レス) id: 8e4f645f7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち
| 作成日時：2022年12月2日 2時
