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幽助「何でここに居んだ!?」





『電話中に魔界虫を見つけて、何か不穏な動きがあるな、と思って探ってたら丁度コエンマに頼まれてさ。勝手に出てごめんな、幽助』





幽助「んで、居なかったのか…」





納得した幽助はふむふむと頷いていると、幽助の隣で桑原がそわそわと落ち着きなく悠香を見た。





桑原「おい、浦飯ィイ!何オメーだけで納得してんだよ!オレにも紹介してくれよ!!」





幽助「お、おおッ!じゃ、紹介すんぜ。飛影と蔵馬と悠香だ」





二人は桑原と素直に挨拶したが、飛影は無表情のまま言葉を返す。





飛影「蔵馬はどうか知らんが、オレが興味あるのは四聖獣に先盗りされた宝や妖具だ。貴様らに協力する気なんかまったくないからな!」





桑原「なんだコイツは?ああ!?背たけの割にゃ、やけに態度でけーんじゃねーか!コラ」





飛影の態度に早くも勘に触った桑原。





飛影「なんだ貴様は、死にたいのか?」





桑原「なにおォオ!コラてめーなんのかオイ!?」





ガッと殴りかかった桑原だったが、それを飛影はあっさりと避けて悠香の隣に肩を並べてギロリと桑原を睨む。





蔵馬「やめろ飛影、もめごとはこの仕事が終わった後だ」





いがみ合う2人を諭すように蔵馬が言うと、悠香は飛影の頭をポンと撫でた。





『よろしく、飛影』





飛影「フン、魔界に来ていいのか?理由は知らんが、人間界では力を抑えてたんじゃないのか?」





『大丈夫だって。それに、ここホンモノの魔界じゃないから。中途半端な妖怪が住む似非魔界なら力の放出は抑えれるしな』





飛影「その台詞、上のヤツらが聞いたら殺されるぜ」





『望むところだ』





悠香は好戦的な笑みを浮かべ、幽助達の後を追って行った。

☆→←第四章〜玄武と白虎〜



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- ...更新待っとく。 御前様は文書きが上手くて面白いから 一応コメントに残させて戴く。 (12月29日 1時) (レス) @page18 id: b523133505 (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 完結してしまったのでしょうか……?更新お待ちしております。ここで終わるのは寂しいです、 (2023年3月18日 22時) (レス) id: 2e6caf5e65 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - あけましておめでとうございます 更新楽しみにしています。 (2023年1月4日 21時) (レス) @page18 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
Yogibo(プロフ) - シンヤさん» 楽しみにしていただきありがとうございます!次回お楽しみに! (2022年12月21日 1時) (レス) id: f5c2724db5 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 更新とても楽しみにしていました(^^)ありがとうございます(^^)続きとても楽しみにしています(^^) (2022年12月21日 1時) (レス) @page15 id: a670bee4f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Yogibo | 作成日時:2022年6月17日 10時

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