検索窓
今日:8 hit、昨日:13 hit、合計:193,433 hit

. ページ35

.









風が涼しい海沿いを、コーヒー片手に歩く

まさか、佐久間くんとこんなにデートっぽい事できるなんて



手が触れそう

潮風に紛れて流れてくる佐久間くんの香り
俺より小さいくせに、歩幅は似ていて
いつもカフェで見せる顔とはまた違う


お客さんと店員じゃない今
俺たちはなんて言う関係なんだろう





大『 まぶし、 』


蓮『 佐久間くんの金髪もだいぶ眩しい 』


大『 にゃはは!反射してる? 』


蓮『 うん 』





朝も、今みたいな夕方も、きっと夜も

いつでも佐久間くんは笑顔で
いつでもキラキラしてる


そのキラキラ、俺にくれないかな





大『 気持ちいねぇ 』


蓮『 佐久間くん 』


大『 んー?疲れちゃった?座る? 』





いつもより、真剣だから
きっと表情が硬くて、佐久間くんはそれを少し心配してくれてる


立ち止まった俺に下から覗き込むように
反射する自分が見えそうなくらい、大きな黒目を
しっかり見つめ返すと

なんでか佐久間くんはにっこり笑った









.

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (191 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
673人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , スノーマン , スノ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:rui | 作成日時:2021年1月16日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。