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紫耀side
廉｢ おし、いくで… ｣
海｢ ふぇ、でも…ッ ｣
岩｢ 大丈夫だよ海人、絶対みんなでお泊まり会するんでしょ？ ｣
紫｢ ほら、行こ ｣
みんなで手を繋いで物置へ入る。
元々神宮寺の遺体が置いてあった場所だから若干血生臭い気がする。
物置には昔の絵とか蜘蛛の巣の張ったワイングラスなどが置いてあって、気味が悪い。
奥まで進むと最初はガラクタに隠れて見えなかったが1mくらいの扉が見えた。
廉｢ …いくで ｣
廉が先陣を切って中へと入り、それに続いて海人、玄樹、俺の順でついていく。
中は真っ暗で、廉が手を伸ばして探り探りに進んでいく。
廉｢ ぁ、あった…鉄のドア……… ｣
紫｢ ドア開くか？ ｣
廉｢ おん、鍵もかかってへんし開くで ｣
紫｢ じゃぁ……開けて ｣
廉｢ わかった ｣
ガタガタ…
廉の手が震えているのか、ガタガタいいながら開くドアに全員が入っていく。
全員が入ると、電気がついて周りのみ私が良くなる。
海｢ ぁ…電気ついた…よかったぁ ｣
岩｢ みんないる？ ｣
紫｢ 紫耀はいるよ ｣
廉｢ 永瀬も ｣
その時だった
ガチャン…！！！
しまった…
紫｢ おい…まじかよ… ｣
廉｢ っおい！！！開けろ！！ ｣
海｢ 出してっ、いやだ…！ ｣
扉は自動で閉められて俺らはこの気味の悪い部屋に閉じこめられてしまった。
ドアをどんなに叩いても開くことはなく、とりあえずこの部屋をしっかり見渡すことにした。
岩｢ 何かある？ ｣
廉｢ 何もない…ほんまに怖い部屋やわ… ｣
廉の言う通り探すとかいう問題じゃなくて、全く何も無い空間なのでパッと見だけで何も無いことが確認できる。
この部屋は全て鉄でできていて、窓も何も無く完全に密室空間。
しかし所々網上になっている壁があり危険な匂いしかしない。
岩｢ …これ、出れるよね？ ｣
廉｢ え、一生これとかないやんな？やって1日1人やろ？これやったら4人…… ｣
廉がそう言いかけた時、突然天井の一部が開いてガスマスクが三つ落ちてくる。
海｢ っわあ！！！ ｣
廉｢ なんやねんこれ…！ ｣
紫｢ いち、に、さん…3つ…… ｣
岩｢ っ痛 ｣
廉｢ どないきた玄樹 ｣
岩｢ スマホ…？小さいモニターが落ちてきた ｣
それを覗くと背筋が凍るほど恐ろしいことが書いてあった。
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まお(プロフ) - このなんとも言えない感情が溢れ出てきてすっごい面白かったです！ (2019年4月12日 21時) (
レス) id: c087ba1c03 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 犯人がわかってからもこのお話の続きが気になる毎日です！終盤に差し掛かっていると思いますが、更新楽しみにしています。 (2019年3月29日 1時) (レス) id: 56a1b54847 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 犯人は誰なんだろ？？そして、動機は何？？気になります！！更新楽しみにしてます！解決までお願いします！！ (2019年3月22日 23時) (レス) id: 56a1b54847 (このIDを非表示/違反報告)
れもんてぃー - 更新楽しみにしてます( ´ ▽ ` )ﾉ (2019年3月20日 0時) (レス) id: cb8a59094f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南 蛮 。 | 作成日時：2019年3月12日 22時
