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廉side
急いで玄樹と一緒にリビングに向かう。
紫｢ おおー、廉遅かったな。玄樹も ｣
廉｢ 寝てたらこんな時間に… ｣
岩｢ 海人達は何してたの？ ｣
海｢ 俺らはずっと部屋でまったりしてたよ！ ｣
紫｢ いや、海人が急に泣き出すからさ笑
ずっと抱きしめてたんだよ ｣
海｢ だって、なんか寂しくなっちゃったんだもん ｣
廉｢ 俺も玄樹の惚気を聞かされててん。
玄樹のやつ寝言でも神宮寺の名前出すんやで？ ｣
紫｢ そーなの？
じんぐうじぃ〜♡だいすきい〜♡って？笑 ｣
廉｢ ちゃうねんちゃうねん、
じんぐー｢ やめて ｣岩
岩｢ …もう、やめよ？神宮寺の話。 ｣
紫｢ あ、わり、からかいすぎた ｣
岩｢ …ご飯食べよ、夜ご飯 ｣
海｢ そうだね、今日は俺はー、味噌ラーメン！
廉〜この前メモった紙見せて！前々からあったやつか調べる！ ｣
廉｢ はいはい
俺は台湾ラーメンにしよかな。これは前からあったんやし大丈夫やな。 ｣
紫｢ 俺はこれ。玄樹は？ ｣
岩｢ 俺はこれにする… ｣
それぞれの夕食を選んでお湯を沸かす。
お湯が湧いて、ラーメンに注ぎ3分ほど待つ。
この時間が、たまらなく気まずい。
あー、玄樹怒ってるかな…
海｢ 3分経った！食べよ〜 ｣
｢ ｢ ｢ いただきます ｣ ｣ ｣
気づいたら6人から4人。
いただきますの声も小さくなっていった。
明日になったら3人。その次の日は2人。
俺はいつまで生きていられるのだろう。
できれば、楽に死にたいな。
銃で1発とか…
気づけば生きる希望はなくて、自分はいつ死ぬんだろう。どんな方法で死ぬんだろう。
そんなことばかり考えていた。
ご飯を静かに食べ終わり、俺はぼーっとしたまま部屋に戻る。
フラフラとしたままベッドに座ったら何か踏んでしまって見てみると、あの玄樹が読んでいた本。
あぁ、まちがえた。こっちは玄樹のベッドやん。
自分のベッドに寝転び直す。
“ One day , One die ”
タイトルの名前が頭の中で何度も再生される。
まるで今の俺らみたいなタイトルだった。
そういえば、さっき本を持ち上げた時、本は予想以上に軽くて中からカラカラという手応えを感じたような気がした。
なぁ玄樹、紫耀、海人…俺は明日お前らの誰かに殺されるんか？
それとも、俺はジンを殺して岸くんを殺して、明日も誰かを殺すんか？
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まお(プロフ) - このなんとも言えない感情が溢れ出てきてすっごい面白かったです！ (2019年4月12日 21時) (
レス) id: c087ba1c03 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 犯人がわかってからもこのお話の続きが気になる毎日です！終盤に差し掛かっていると思いますが、更新楽しみにしています。 (2019年3月29日 1時) (レス) id: 56a1b54847 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 犯人は誰なんだろ？？そして、動機は何？？気になります！！更新楽しみにしてます！解決までお願いします！！ (2019年3月22日 23時) (レス) id: 56a1b54847 (このIDを非表示/違反報告)
れもんてぃー - 更新楽しみにしてます( ´ ▽ ` )ﾉ (2019年3月20日 0時) (レス) id: cb8a59094f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南 蛮 。 | 作成日時：2019年3月12日 22時
