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廉side
廉｢ せや、優太運ばんと。 ｣
紫｢ そうだな。どこに運ぶ？ ｣
岩｢ 俺の部屋運ぼ。俺らの部屋に神宮寺と岸くん置けば多分2人とも寂しくないし…
俺は廉の部屋行こうかな。 ｣
海｢ 玄樹くんは…いいの？ ｣
岩｢ うん、…まぁ廉が良ければだけど ｣
この話を聞いた時正直動揺を隠しきれなかった。
だって玄樹は疑わしい行動が他と比べて多すぎる。
でも、逆に多すぎておかしいと感じ始めているのもきっと俺だけじゃなかった。
もしかしたら、誰かが玄樹を犯人に仕立ててるんとちゃうか。って思い始めていた。
海｢ 廉…？ ｣
廉｢ あー、ごめんごめん。ええよ、俺の部屋おいでや。 ｣
岩｢ うん、じゃぁ準備してくるね
…あーでも先に岸くん運んじゃおっかな。 ｣
そう言って岸くんを背負おうとする玄樹やけど
…玄樹、全然運べてへんで…？笑
廉｢ ちょ、玄樹…笑
1ミリも動いてへんで？？笑 ｣
岩｢ う、うるさいなぁ…！ ｣
海｢ あはは、玄樹くんかわいい ｣
紫｢ 玄樹変わって、俺が運ぶよ ｣
岩｢ ごめん紫耀 ｣
それから俺らは死んでも尚綺麗な彼の顔を見つめて、手を合わせてから紫耀に部屋に運んでもらった。
申し訳ないが、ジンの時よりも受け入れが早くなった俺ら。
こんな状況に慣れてきたからやろうか。
だとしたらこんな恐ろしいことは無い。
部屋に戻ると、既に玄樹はいた。
ベッドに座って元々部屋に置いてあった本を読んでいる。
廉｢ 玄樹〜何呼んでんの？ ｣
岩｢ わかんないけど、外国の本。英字だから廉には読めないよ？笑 ｣
廉｢ あ、今馬鹿にしたやろ俺の事 ｣
岩｢ ………… ｣
廉｢ あ、え？玄樹？ 冗談やで？ ｣
岩｢ まって、今いいところ。 ｣
廉｢ あ、そんなにのめり込んでたんやね笑
ごめんな、邪魔して ｣
岩｢ うん……… ｣
玄樹が読んでいる本の表紙に書いてあるタイトルを見ると
“ One day , One die ” …？
何やろ、ミステリー小説か何かやろか。
それにしても分厚い小説。
ようあんな分厚いの読む気になるわ。
俺もせやけど、紫耀やったら2ページも持たんやろな。
諦めてベッドに大の字になって寝転がる。
少したって、玄樹も同じように隣のベッドで寝転がった。
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まお(プロフ) - このなんとも言えない感情が溢れ出てきてすっごい面白かったです！ (2019年4月12日 21時) (
レス) id: c087ba1c03 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 犯人がわかってからもこのお話の続きが気になる毎日です！終盤に差し掛かっていると思いますが、更新楽しみにしています。 (2019年3月29日 1時) (レス) id: 56a1b54847 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 犯人は誰なんだろ？？そして、動機は何？？気になります！！更新楽しみにしてます！解決までお願いします！！ (2019年3月22日 23時) (レス) id: 56a1b54847 (このIDを非表示/違反報告)
れもんてぃー - 更新楽しみにしてます( ´ ▽ ` )ﾉ (2019年3月20日 0時) (レス) id: cb8a59094f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南 蛮 。 | 作成日時：2019年3月12日 22時
