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よん。 ページ4
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『………キヨ君のばかっ』
近くにある公園で、静かにベンチに腰をかける。
この公園…キヨ君に告白された場所だ。
嬉しかったなぁって思いともう終わったんだなぁという思いが
頭の中で全てがごちゃごちゃに混ざり合う。
「………Aちゃん？どうしたの？」
綺麗で透き通った声。
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フジくんだ。
『…なんでもないよ、』
「…嘘つかないで？」
「……泣いてる、よね…？」
『泣いてないって。』
このままじゃフジくんにも迷惑を掛けてしまう。
下を向いて冷たく強がって答えてしまう。
「……キヨと何かあった？……よね？」
『えっ』
「……小声、聞こえてきたからさ…？」
「……その、…うわ、…き？……」
途切れ途切れにフジ君が言う。
『今更、私なんか迷惑だったんだよ、きっと…』
だめ。涙が出てくる。
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もうキヨ君の事なんて忘れたい、
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作者名：@柚璃. | 作成日時：2017年6月14日 21時
