相澤、山田と ページ46
「相澤ー？山田ー？」
同期の家の前で叫ぶ
携帯も繋がらないし、呼んでも出てこないって…
まさか何かあった！？
私の個性、テレポートで中に入る
不法侵入とか言わないでね、緊急だから
リビングへと続くドアを開ければ
「な！ん！で！お前ら揃って風邪なんか引いてんだよ！！！」
「……うるさい…頭に響く…」
「Oh……ガンガンするぜ…」
「勝手に頭でも痛めてろ
んじゃ、私帰るねー」
ガシッ
「いやいやいや、そこは
"看病してあげるね♡"って言うとこじゃねーの！？」
「いや、お前ら大人。ましてや男。いけんだろ」
「……頼む、こいつと2人きりは耐えられない」
思わず溜息が出る
「わーったから！！！寝てろよ！！」
はぁ…何で私がこんな事……
「なんか食いたいもんあるか？」
「肉」
「ゼリー」
「はっ倒すぞお前ら」
聞いてもまともな回答が帰ってこないので、とりあえずお粥を作る
自炊しててよかった……
「うまいぜ！！流石Aだな！」
「……」
「山田うるさい、お前本当に風邪引いてんの」
相澤は黙々と食べてる
いや、せめて何か言えよ…
昼飯も食べ終わって、こいつらを寝室に行かるか
「なぁなぁ、消太」
「嗚呼」
謎の会話。
突然相澤は私を担いで、寝室であろう部屋へと運ぶ
山田はルンルンで歩いてる
「は！？いや降ろせ！！！」
「降ろしたら帰るだろ」
「ったりめーだろ！？」
私の抵抗は無駄で、寝室へと入っていった
ドサッ
「っ！……お前ら本当に風邪？」
「風邪だな」
「YES！」
何だよプロヒーローって風邪にも勝てんの…
もぞもぞと布団の中へと相澤と山田が入ってくる
それも私を挟んで
「んじゃおやすみA！」
「……すぅ」
「いやいやいやいや、待て待て」
相澤は私を抱きしめて寝に入り、山田も私を抱きしめて寝始めた
「はぁ……」
何言っても無駄だなこれ
諦めて私はこいつらと寝た
翌日、私が風邪を引いたのは言うまでもない
・ライさんリクエスト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 108人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
砂糖* - 練乳さん» 練乳さん、ありがとうございます！ 読ませて頂きました！！面白かったです！！ (2017年9月2日 10時) (
レス) id: 18293d2f1f (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(プロフ) - 嗚呼！！！ 常闇君サイコー (2017年8月31日 19時) (レス) id: 1185acbb8b (このIDを非表示/違反報告)
練乳(プロフ) - ぽんかんさん» リクエストありがとうございます！更新したのでぜひ読んでください！ (2017年8月31日 19時) (レス) id: 14b09dc3ae (このIDを非表示/違反報告)
練乳(プロフ) - アニメをこよなく愛す者さん» リクエストありがとうございます！！更新したので読んでください！ (2017年8月31日 19時) (レス) id: 14b09dc3ae (このIDを非表示/違反報告)
練乳(プロフ) - ktkrさん» リクエストありがとうございます！荼毘の口調が難しくてあってるか不安ですが更新したので読んでください！ (2017年8月31日 19時) (レス) id: 14b09dc3ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：練乳 | 作成日時：2017年7月22日 20時
