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4話【体力不足は勘弁してくれ】 ページ4

「海様は超有名会社【レート】の跡取り!それに成績も優秀だし運動神経も抜群!文武両道ってヤツなの、それに容姿もすっごく整ってて爽やか王子様って感じ」


「なら、生徒会候補ってのは……」


「入学式の時、ミヤ寝てたもんね……。新入生代表で話す人って大体は生徒会長になれるんだよ!!だけど1年生は生徒会長には成れないけど、生徒会に入る有力候補って訳」


「へぇー」


「入学式の時から凄かったよ!海様が話した瞬間に女の子みんなキャーキャー煩いんだよ!確かにイケメンでカッコイイし、私も叫んじゃったけど流石にうるさかったかな……」


「そうなんだ」


「てかミヤ、あんた私の話聞いてなかったでしょ」



そう言って彼女は私をつついてくるが、それをスルーするように私は歩く。
というかウゼェ、と内心思う。


彼女は明咲(あかさき) 波留(はる)、確かこのゲームの中では主人公にとってのライバルキャラ?のような存在だったハズ

名前は正直分からない。朝に”波留”と今の私のお母さんみたいな人がそう言っていたのを覚えているだけだ。






「てかもうこんな時間じゃん!早く行かないと遅れるし……行くよ!ミヤ!」


「ん?え?、は!?」





突然彼女が叫び出したかと思うと、私の手を掴み走り出した
なんだコイツ、非常識過ぎるだろ

と思いながらも取り敢えず彼女に手を引かれているため、走らなければ転んでしまう
というか足早すぎ、やっぱり元気系女子か…………。








_







「ついたぁ!」

とにかく無我夢中で走って、やっと手が離れた
大きく息を吸う。マジで、マジで疲れた死にそうやばい

阿呆みたいな事しか言えないが、とにかく疲れて死にそう

というかなんで彼奴こんなに全力で走るんだよ
まじ巫山戯るなよ………





平然を装うようにして、下を向いていた顔を上へと上げる。
前を向くと、そこにはデカいだけでは表せないようなデカすぎる学校?らしきものがあった









_______________0章【初めまして、新しい私の日常】をクリア!

尚、セーブは出来ない仕様となっております!__

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無名コック - こういうものはなろうの方が売れる気がします とても面白いです 頑張ってください (2018年10月31日 17時) (レス) id: a84da7eadb (このIDを非表示/違反報告)
名無し39573号(プロフ) - まるさん» 申し訳ございません。二次創作物とオリジナルを間違えていました (2018年10月20日 19時) (レス) id: 518b10f8e8 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 二次創作ならオリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月20日 19時) (レス) id: 4cc49ae2c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えだすけ | 作成日時:2018年10月20日 18時

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