光 ページ6
あれ、眩しい
辺は真っ白で壁紙が全て白色に張り替えたのではないかいう程
やっと天国へ行けたのか
否、死にたがる私が天国になんて行けないよね
そう考えながら瞬きをする
段々目が冴えてきた私の目の前にあるのは、、壁…？
でも何処の…
考えても分からない
唯、天国では無いというのは分かる
見覚えの無い壁だ
否、天井？！？！
体が楽だなと考えていると自分の背中にふかふかした感覚がし、横たわっていると理解した
そうなると見えているのは天井。そう考えた
そうだ私、、
薬飲んだんだからここが何処だかなんて考えなくても分かる
病院だ
現に私は今も生きている
窓からは五月蝿い程の太陽
朝なんだ
其れよりどうして、確実に寸前だった筈
腕に管と針を通して繋がれた点滴
何日なのだろうか
私が薬を飲んでから記憶にあるのは午後で暗い時間だった
今は朝
最低でも夜が明けたようだ
そうこう考えていると丁度善く太宰さんがお見舞いに来てくれた
どの様な顔をすれば善いだろうか
自〇仲間なのに勝手に逝こうとした私をどう思うだろうか
考えが止まらず眉間に皺が寄る
「やァ、Aくん」
『ｱ、えっと、おはようございマス、太宰ｻﾝ、、』
いつも通りな太宰さんに戸惑ってしまい吃ってしまう
「そんな子難しそうな顔をしてどうしたんだい？」
そう云いAの眉間の皺に指をツンと当てる彼
ツンとされ眉間に集まる力が弱くなったのか眉間の皺は治まっていた
「死ねなくて残念だったね」
何故か清々しい笑顔をしている大宰さん
そんな笑顔になるような事？！
兎に角怒っていないみたいだったので一安心
普通に話して善いと分かると何時もの様に『残念だったねじゃないですよ〜、』と返す
「其れより、あの薬は苦しかったかい？」
『やっぱり死ぬなら苦しまないに尽きるね、』
「Aくん分かってるね」
いやー、あれはもう二度と使わない！
と太宰さんと和気藹々と話して楽しかった
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抹茶みかん(プロフ) - ねのさん» うわぁぁぁ！ありがとうございます…！！！！初めてコメント頂きました、！そう言って貰えて本当に嬉しいです！これからも更新していきますね！ (2023年5月2日 22時) (
レス) id: 9dacbb6ae3 (このIDを非表示/違反報告)
ねの - 最近読み始めました。とっても面白いです！ 続き待ってます！作者様のペースで更新頑張ってください！ (2023年4月30日 22時) (レス) @page27 id: 316392659a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：抹茶みかん | 作成日時：2023年2月13日 1時
