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ページ26

心中心中云うけれど、そんなに良いものなのだろうか
どうすれば納得してくれるのだろう。。流石に頭を抱えてしまう


『太宰さんって本当に変人、太宰さんと心中は嫌です。
私はどちらかというと単独自〇したいんです!!』


太宰さんとなんて、なんだか嫌な予感しかしないんだもん


「ならばこうしよう!」


何か閃いたのだろうか
次から次へと話が進んで行くのに着いていくのが少し大変なのだけど、
置いていかれないように必死に耳を傾ける




「一緒に自〇しようではないか。心中じゃなくて善い、各自で一緒に死ねる方法を探そう。」



一緒に…?なんだかそういうサークル感


あ、でもそれって…


『___自'殺仲間という事ですか?』



太宰さんの顔色を伺うと、彼は目をパリクリさせ

「嗚呼、そういう事になるだろうね」

と、自〇仲間が公認された




『まあ、その条件なら呑めます。』


「話が早くて助かるよ、これで私もやっと服を変えに行ける…」


再びブルっと震える太宰さん
全く、、


『早く行ってください!!』


そう怒鳴ると彼は歩き出したかと思えば「少し、聞き忘れていたよ」と足を止める

『今度はなんですか?』


「Aくんの家は何処だい?」


まだ私の家について話すのか、、

『え、その話に戻ります?』


「善いじゃないか。早く答えてくれないと私が風邪をひいてしまう、、」


辺りはもう真っ暗で冷え込んできた
全身濡れている彼からしたら、このままでは確実に風を引くだろう
けれど、私のせいで彼が風を引くのは何だか…申し訳ない


『分かりましたよ、、横浜市××…………』


口を開くと「成程。では、またねAくん」と足早に去って行った



絶対風邪引いてるでしょう、、


________



それからは太宰さんが4日後に家へ来たが、その3日間は風邪を引いていたんだろうな…と予想してしまった



それからあの時渡されたハンカチを洗って返されたので驚いてしまった。返される気は更々無かったのだ


電話交換もして、時々敬語で話さなくても善くなった

頸吊りをする前、私は自〇初心者なので色々と太宰さんから教わる事になったり、


 


…太宰さんと居るのが楽しくなった




でも、自分の中は醜い

太宰さんはあの時の夕日みたいな人



太宰さんと居ると私は笑ったり、怒ったり、表面が醜く無くなった気がした




好き。太宰さんが。


自'殺を止めようとした理由は分からない、でも…好きという感情には抗えない

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設定タグ:太宰治 , 文豪ストレイドッグス , 文スト   
作品ジャンル:恋愛
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抹茶みかん(プロフ) - ねのさん» うわぁぁぁ!ありがとうございます…!!!!初めてコメント頂きました、!そう言って貰えて本当に嬉しいです!これからも更新していきますね! (2023年5月2日 22時) (レス) id: 9dacbb6ae3 (このIDを非表示/違反報告)
ねの - 最近読み始めました。とっても面白いです! 続き待ってます!作者様のペースで更新頑張ってください!  (2023年4月30日 22時) (レス) @page27 id: 316392659a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:抹茶みかん | 作成日時:2023年2月13日 1時

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