傷 ページ3
『い゛ッッッ…太宰さん!?手伸ばしたらキャッチ出来ましたよね!?』
怒りを感じると共に、やはり打った所が凄く痛い
「厭だね。キャッチしたら私まで潰されて痛いかもしれないじゃあないか」
『最低!!う、いたたた…』
怒ると傷がより痛む、もう怒るのは辞めよう
其れより、あんなに丈夫そうな木なのになぜ折れたのだろう
私そんなに重い…!?!?
『太宰さーん、私ってあの木が折れる位に重いですか…!?』
『さぁね〜。さ、行くよA』
なんか軽くない!?
歩こうと思った途端、傷口が傷んだ
落ちた時に膝を擦りむいたみたい
痛くて、少しよろけた私に肩を貸してくれた太宰さん
「却説」
2文字の言葉を云った後、お姫様抱っこをする太宰さん
「えっ、ちょ!?!?」
当然、パニックになる私
バタバタと暴れれば痛みも感じる
「いた、痛いよAくん!折角、運んであげようと思ったのだけれど、落としても善いのかい?」
『それはちょっと…』
太宰さんに上手く丸め込まれてしまった、、この体制はなんだか善くない…
然し、歩くのも痛い、どれが最善策なのだろう…!!!!!
うーん、うーんと悩んでる私をからかうように笑う太宰さん
何がそんなに面白いのだろう()
そう考えてたら不意に
「Aは軽いね〜なぜ木が折れたのか不思議だ。もう少し食べた方が善い」
『本当!?良かった〜
心配しなくとも食べてますから!』
その後、ナオミちゃんに誤解されたのは云うまでもない
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抹茶みかん(プロフ) - ねのさん» うわぁぁぁ!ありがとうございます…!!!!初めてコメント頂きました、!そう言って貰えて本当に嬉しいです!これからも更新していきますね! (2023年5月2日 22時) (レス) id: 9dacbb6ae3 (このIDを非表示/違反報告)
ねの - 最近読み始めました。とっても面白いです! 続き待ってます!作者様のペースで更新頑張ってください! (2023年4月30日 22時) (レス) @page27 id: 316392659a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:抹茶みかん | 作成日時:2023年2月13日 1時