自〇愛好家の自〇仲間

車 ページ12

自〇方法が思い浮かばなかったがいい物を見つけた



一酸化炭素中毒はどうだろうか



個室などで七輪を使い練炭を炊くというもの
練炭を炊くことで一酸化炭素が出るという事を利用する方法だ
個室で一酸化炭素を集め其れを吸う事で体内に酸素が行き渡りにくくなり酸欠状態になる




噂によると苦しいという事が少し怖い


けれど個室で太宰さんと死ねるだなんて最高ではないか




唯、練炭を買えていないので太宰さんならなんだか練炭位持ってそう
という事で連絡を取る














太宰さんに連絡を取った結果矢張り持っていた
次いでに明日の予定も云った
自〇が好きすぎではないだろうか
人の事云え無いけれど…






其れは扨措き、個室とは云えいい場所が思い浮かばないのである
よく有る話、車で行う事が多いとサイトで見た






車ならば……




死ぬのは太宰さんとドライブしてからでも良いのかもしれない








＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


『善し！』



独り言と共に奶茶(ミルクティー)色の髪の毛の改変(アレンジ)を終える




腰より少し高い程の長さの髪を1つに編み下ろした






今日は最後なのだからこれ位御粧しはしても善いだろう
決して、太宰さんとのドライブに浮かれている訳では無い




……1mmも無いと云ったら嘘になって仕舞うけれど






服装も女の子なら皆着るで有ろう服を選んだ
そして時間を測りたいので腕時計を左手頸に文字盤を内側に向け付ける




『完璧！』





そう云い全身鏡の前で後ろ姿も見ようとクルクルと回転する










そうこうしている内に家の前に車が止まっていた





彼が迎えに来てくれたのだろう









『太宰さん、わざわざ家の前まで迎えに来てくれてありがとね！』




「いいや、車を運転する側が迎えに来るのが常識って物なのだよ。
其れに、君だって綺麗な格好をしているんだ。尚更私が迎えに行かなければ紳士失格さ」





そう云い助手席側の扉を開け座るように促す太宰さん
確かに、今日の太宰さんは紳士らしい
何時もと雰囲気が違う




綺麗な格好と言われ頑張った甲斐が有ると感じてしまった
御粧しした一番の理由は太宰さんの前だからだ。
矢張り太宰さんが関係してるだなんて1mmでも10cmでも表せない程、太宰さんが関係している。





けれど、この気持ちは絶対に内緒なのだ





況してや今日が今日しかない日に知られてしまうなんて事等起こっては行けないのである

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