吊 ページ2
｢やぁ、Aくん。善い自〇日和だね！｣
いつもはだらしない太宰さんだが自〇の待ち合わせをすると時間より前に着いている
どれだけ自〇が好きなのだろうか
然して今日も元気だなぁ太宰さんはと思いつつ、私も自〇でウキウキ
『そうだね！今日の〇殺方法はどうする？』
｢今日は安定で頸吊りはどうかね？｣
一応経験済みだ。あと一歩で召されてただろう、確か失敗した記憶
『初心に戻ってって事？』
｢嗚呼、善いと思うがどうかね？｣
『善い！！！！何処でやるの？』
人目につくのは良くない気がする
其れに、頸吊りはロープも必要だ
用意はできてるのだろうか。
否、太宰さんの事だ。きっと出来ているに違いない
｢勿論、準備は出来ているさ。場所も良さげな処を見つけておいてある｣
『さっすがー！！』
そう云い太宰さんに着いて行く
着いた場所は他の木より折れにくそうな木だった
『太宰さん！感性
｢そんなに褒められちゃったら照れちゃうからやめてくれ給え
なんちゃって。朝から頑張った甲斐があったよ｣
『朝から！？』
平常運転で巫山戯る太宰さんだったが朝からという発言に驚いてしまう。
だから早くに到着済みだったのだろうか
｢其れはさておき、もうロープも張った事だし1回試してみたらどうかね？｣
1回試すも何も1回で終わる…と思ったのは内緒
『じゃあ行ってきます！』
そう云い、ロープの輪の中に頭を入れ、台を蹴り宙吊り状態になった
『う゛っ……ｸﾞ』
苦しい、太宰さんもきっと後から……
そう思った途端、何故か木が折れてしまった
木が折れたことによって落ちるAの近くに居た太宰がAをキャッチするかと思えば、其の儘眺めているだけだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
抹茶みかん(プロフ) - ねのさん» うわぁぁぁ！ありがとうございます…！！！！初めてコメント頂きました、！そう言って貰えて本当に嬉しいです！これからも更新していきますね！ (2023年5月2日 22時) (
レス) id: 9dacbb6ae3 (このIDを非表示/違反報告)
ねの - 最近読み始めました。とっても面白いです！ 続き待ってます！作者様のペースで更新頑張ってください！ (2023年4月30日 22時) (レス) @page27 id: 316392659a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：抹茶みかん | 作成日時：2023年2月13日 1時
