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P『必ず迎えに行くから…！』
手を繫いでいたピーターが離れていってしまう
「行かないで…‼」
そう言って目が覚めた
右手にまだピーターのぬくもりが残っている気がした
「はぁ……」
重い身体を上げて立ち上がると
あることに気づいた
「…ない…!!」
コンパスとゴールドの診察ノートがなくなっていた
「なんで…‼」
心当たりのある場所を探しても見つからない
それにコンパスはずっと持っていたはず
「まさか…」
Aはシャンサの言葉を思い出した
「ジャック・スパロウ…！」
その名前はAに変な期待を持たせてしまった
きっと迎えに来てくれる予兆なのだと…
そう考えてしまった
だが…前に訃報が届いたときのように1年経っても音沙汰はなかった
王「グレタ…」
無理矢理にでも前向きに考えているAを見るのが辛かった
王「よくお聞きなさい…辛い現実かもしれないがヘクター・バルボッサはサラザールと共に」
何度言い聞かせてもAは変わらない
"必ず迎えに行く"
その言葉に呪われたかのように信じ続けていた
そしてバルボッサが死んでから1年半
運命の日がやってくる…
軍人「陛下、公賊の生き残りと申す者が謁見を申し出ております、いかがなさいますか？」
王「バルボッサの部下か？」
軍人「はい、ゴールドとモンテシャールと申す二人が…」
王「そうか…！グレタを呼べ！」
何聞かされずに応接の間に呼ばれたA
重い扉が開くと国王の前に立つ男女がいた
王「グレタ来たか…！」
「陛下…？」
国王に背中を押され振り返る二人
「……!!!!!」
G「グレタ…」
M「グレタ！」
「あ…」
王「良かったなぁ！」
「ゴールド…マンマ…」
気がついたら二人に向かって走っていた
(バフっ！)
M「ごめんね…！遅くなっちまって！」
G「ありがとうな、陛下から全部聞いたよ待っててくれたんだよな」
「遅いよ…！」
いつも静かな宮殿にAの泣き声が響き渡った
王「聞いているか、衛兵！この三人に特別な部屋を用意しろ！」
衛兵「はっ！」
三人は場所を変えて話すことになった
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みたらし(プロフ) - 朔矢さん» な、なんと…！感謝しかないです！ありがとうございました！ (2018年11月22日 23時) (
レス) id: ee3fe29088 (このIDを非表示/違反報告)
朔矢(プロフ) - お疲れ様でした！読んでいたらついつい集中していました。とても面白かったです！ (2018年11月22日 11時) (レス) id: 6838d51bf7 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし(プロフ) - しふぉんさん» ありがとうございます！長ーぃお話でしたが楽しんでいただけて嬉しいです！ (2018年11月8日 17時) (レス) id: ee3fe29088 (このIDを非表示/違反報告)
しふぉん(プロフ) - 制作お疲れ様でした！楽しく読ませていただいてました。 (2018年11月8日 9時) (レス) id: 6f428bb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MRC | 作成日時：2018年9月29日 23時
