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馬車を飛ばして何時間か経っていた

「あの…どこまで…」

L「この先だ、ダンケルクってとこだ」

JJ「ダンケルク?!ほぼイギリスに接してるとこじゃねぇか?」

L「だから選んだんだよ、ルイーズの親父はイギリスを心底嫌ってる、近寄りたがらないんだよ」

「なるほど…」

T「でもいいのか?いざって時になったら今のAの場合挟み撃ちになるだろ?」

トリックの言うとおりイギリス国王に連れ戻されるか、祖父に連れ戻されるか

M「だけど…イギリスがAを追ってるとは聞いてないよ?」

L「イギリス?なんでイギリスから」

マンマはジャックの手助けで船に戻ってきたことを話した

L「スパロウのやり方だと癖が強そうだ〜、よく逃げてこれたな!」

「逃げ出した時は攻撃されたみたいなんですけど…」

P「ある程度逃げらたら来なくなった」

L「なるほどなー…だからわざわざ男の子のフリしてたのか」

「はい…」

L「ジャンジャック!ありゃだめだぜ!」

JJ「バレバレか?」

するとリーダーは手を大きく叩き大笑いしながら

L「違う違う!あんな綺麗な男の子が海賊で孤児やってみろ、裏の人間に買われて一貫の終わりさ」

P「やっぱり危なかったんじゃん!」

「でもそうしなかったら…!」

T「もういい!夫婦の会話は家でやれ!」

L「夫婦?!若っ‼」

M「まだ認めた覚えは無いよ!」

馬車に揺られ続け半日

L「そろそろだな」

P「腰が…」

L「若いのに何言ってんだよ!ほらあと少しだ、あぁオッサン、この先の家まで頼むぞ」

御者にそう伝えしばらく経つと

L「おぅし!ようこそ!サンクチュアリへ!」

T「サンクチュアリ?なんで」

L「まぁ自然保護区だし?ある意味聖域だし?適当な名前さ」

「ここが…」

Aの本当の両親とコン教官たちが過ごした場所

華やかなパリとはうってかわり暖かな日差しが差し込む小さな一軒家

家に入ろうと近づいた

その時

L「止まれ…!誰かいる…」

リーダーが誰かの気配に気がついた

一人か…?二人か…?部屋の中から物音が聞こえる

L「ちょっと待ってろ」

リーダーは一人で扉の前に行き勢いよく開けた

(バン!)

L「誰だ!許可なく入った奴ぁ!」

??「ぅわぁぁあ?!」

L「あ"?!誰だアンタ!」

リーダーの怒鳴り声に隠れて相手の声は全く聞こえない

M「ちょ、ちょっと!何してるんだい?」

取り残されていたメンバーもリーダーのもとに駆け寄る

??「そ、その僕は…」

「その声は…まさか!」

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みたらし(プロフ) - 朔矢さん» な、なんと…!感謝しかないです!ありがとうございました! (2018年11月22日 23時) (レス) id: ee3fe29088 (このIDを非表示/違反報告)
朔矢(プロフ) - お疲れ様でした!読んでいたらついつい集中していました。とても面白かったです! (2018年11月22日 11時) (レス) id: 6838d51bf7 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし(プロフ) - しふぉんさん» ありがとうございます!長ーぃお話でしたが楽しんでいただけて嬉しいです! (2018年11月8日 17時) (レス) id: ee3fe29088 (このIDを非表示/違反報告)
しふぉん(プロフ) - 制作お疲れ様でした!楽しく読ませていただいてました。 (2018年11月8日 9時) (レス) id: 6f428bb0a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MRC | 作成日時:2018年9月29日 23時

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