Baroque4

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真っ暗な中二人は船に入った

休憩地点なのか船内には見張り以外の者はいなかった

G「ラッキーだったな、これなら直ぐに見つけられるだろ」

P「はぁ…チャンウーが一番詳しそうなのにナンデ来ないんだよ」

G「さぁな、新キャプテンの命令だから何とも言えん」

手当たり次第部屋を見たりしていると

(カチャ…)

ピーターの動きが止まり両手を上げた

G「ピーター…！」

背後に目を向けると拳銃を突き付けた男が…

??「你是谁？您(誰だね？君は)」

P「……」

??「在哪里看…海盗？(見るところ…海賊か？)」

暗闇で顔はよく見えない

だがどこがで聞いたことがあるような声

G「すまないな…こっちは急用なんだ」

そう言ってゴールドは男に近くにあった瓶を振り上げた

しかし

??「TIMEだ、２年で仲間を忘れたのか？パイセン」

P「トリック?!」

T「しぃー…！デカい声出すと見つかるだろうが」

G「なんでお前がここに…」

T「それはこっちのセリフだ」

ゴールドは今までの経由を話した

そしてロレッタ達のことも

T「そうか、上手いこと使えたんだなコンパスを」

G「やっぱりお前が？」

T「あぁプレゼントだ」

P「そんなことより！ロレッタ達は会ってないの？この船にいるんだろ？」

するとトリックは船長室を指した

T「あの部屋の更に奥だ」

G「なんで？」

トリック曰くここ３日のうちに３人に対する扱いが変わったという

P「じゃあ国王は…気づいてんな」

G「…なぁロレッタ達はお前がここに居ること知ってるのか？」

T「多分気づいてねぇな…だが運がいい、今日の見張りは俺が頼まれてたんだ、すべての部屋の鍵は俺が持ってる」

G「じゃあ今すぐ行こう」

T「待て、行くのは簡単だが出てくるときには船員はウジャウジャいるぞ？その格好で見つからないとでも？」

確かにトリックは今中国衣装を着ている

P「え、なに？それ着るの？」

T「意外にねぇだろ」

G「仕方ない…足りるのか？服」

するとトリックは木箱を何個か持ってきた

T「これだ」

急いで着替えて船長室の部屋を開けた

P「なんか…変な匂いだな」

T「お香やら茶葉やら色々あるからな、あんまり深呼吸すると酔うぞ？」

部屋にあるものを眺めながら進んでいくと

(ゴンゴンゴン)

トリックが重たく扉を叩いた

T「对你们有用，没有阻力地回应(君たちに用がある抵抗せずに対応しろ)」

すると中から

R「はいはいニーハオ、勝手にどうぞ」

気だるさそうなロレッタの声がした

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