検索窓
今日:17 hit、昨日:1 hit、合計:63,093 hit

48 ページ48

JJ「何か知ってるのか?」

ジャンジャックが聞き出したときトリックが何かに気づいた

T「ん?なんだそれ」

指したのは床に落ちていた紙

T「なんだ?……これ…!」

内容は

ーーーーーーーーー
Aという娘を高台の屋敷まで連れてこい

さもなければ男の命はない

日没まで待つ

ーーーーーーーーー

「私が行けば…」

(ガシ‼)

M「乗せられてはダメだよ!ここは船長に任せて…」

マンマは行かせまいと必死だった

C「確かにマンマの言うとおりだ、注文どおりに行けば戻ってこられなくなるぞ」

TP「そんな!嫌だよ!」

「でも…‼」

たった一人の父親の命がかかっている…

Aの選択肢は1つだった

「…必ず…帰って来ます…」

G「A!まだ傷も完治してないのに…!」

「大丈夫です、相手は私に手出してませんから」

G「え?」

船を出ようとするAを遮るように

P「行かせない!行くなら俺達を連れて行けよ!」

「……これ以上…迷惑は」

P「迷惑もクソもあるか!仲間なんだぞ?!」

ピーターはAの肩を掴んで怒鳴った

J「ちょっと!ピーター!」

R「Aも!なんで頼ろうとしないのよ!教官の命もかかってるのよ?!」

Aは目を強く瞑ると

「ごめんなさい…!」

ピーターを押し払って船を飛び出した

怪我の痛みなど関係ない

高台の屋敷に迷わず走った





〜高台の屋敷〜
見張りだらけの地下室に教官はいた

K「おい…!あの子には手を出さないと約束しろ!」

刑人「海賊が約束だと?笑わせるな」

K「クソ…」

刑人「まぁ日没までに来られればな」

コン教官は手紙のことを知らなかった

K「どういうことだ…!」

刑人「お前知らないのか?日没までに娘っ子が来ないとお前は殺される」

K「なんだと…」

刑人「まぁ無理だろうけどな!ハッハッハ!」

刑人は笑いながら持ち場を離れてしまった


K「クソ…!」

壁を強く蹴り怒るが周りは何も起きない

コン教官は自分の命よりもAの方が心配だった

K「来るんじゃないぞ…」

祈るように言った




時間は待たずに過ぎていく




(ギィィイ…)

K「誰だ…」

刑人「お待ちかねの娘さんが来たぜ…ご対面しな」

そう言うと大広間へ連れて行かれた




「約束通り日没までに来ました」

白夫「おかえり」

「父を返してください」

白夫「はぁ……連れてこい」


(ガチャ…)

K「…!A!」

「教官…!」

教官の手には大きな手錠がされていた

49→←47



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
89人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:MRC | 作成日時:2018年8月26日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。