Baroque2 (ページ46)

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M「まぁま、いきなりどうしたんだい？誰もこんな可愛い子を見放したりしないよ」

「ホントに？」

M「なんで心配になるのさ」

「え…っと、なんか海見てたらそんな気がして」

M「心配することないさ、マンマはアンタのママなんだから」

「……っマンマ〜！」

朝ごはんの支度で忙しいはずなのにマンマはAを慰めてくれた

時間が経てばみんなが集まってきた

P「おはよ…」

「ど、どうしたの？」

P「頭痛くてさ」

「それは飲み過ぎの証拠でーす！」

ピーターにお説教するA

P「お水ください…」

背地に座るピーター

「はい」

水を渡すと

P「昨日さラビットと騒いでて、あんまりお祝いできなくてゴメンな？」

「はいはい」

P「怒ってないの？」

「なんで怒るのよ」

P「だってほら、私とラビットどっちが大事なの！って言うじゃん？」

「それは恋人とか夫婦の会話でしょ」

この発言にピーターの顔は曇る

P「やっぱり俺じゃムリかー！」

「別に…そうとは言ってないでしょう」

だったら…と

ピーターはいきなり

P「なら俺とデートしてよ！」

M「ダメだよ！」

「マンマ…」

M「喧嘩のもとを作らないどくれ」

P「じゃあさ！今日は俺と町に行こうよ！」

M「ピーター、話聞いてた？」

ピースサインをして応えるピーター

「別にいいけど…？」

P「良いのぉ？！」

「イヤならやめるよ」

P「いえ！ふつつか者ですが宜しくお願いします！へへ！」

マンマはフライパンを持ちながら

M「余計なことするんじゃないよ？」

P「マンマ…それジュジュビエーヌより怖いからヤメて！」

M「とりあえず朝ごはん食べないさい」

P「ほーい」

Aはピーターの小さな異変に気づいていた

「あれ？ピーター」

P「んー？え、なんか付いてる？ヨダレじゃないからね？！」

「違うよ、目がさ…」

P「目？目が何？」

ピーターの左目は少し腫れていた

「痛いの？それとも痒かった？」

P「いや…痛くはないけど……あ！昨日…」

ピーターの話によると
カッテーナに担がれて部屋に行くとラビットの隣で寝てしまい、寝相の悪いラビットに蹴られたという

P「絶対そうだ！」

「ラビットね…」

M「仕方ないねぇ、ほら氷！」

氷を当てると

P「痛っ‼めちゃくちゃ痛いんですけど！」

「ラビットの脚力凄そうだもんね」

P「アイツ…！」

ピーターが悔しそうに氷を当てていると
　