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TP「大丈夫だよ!オイラ観客集めてきたい!シャシャも行こ!」

SS「そうだな!」

嬉しそうに駆け出す2人

G「ホントに大丈夫か?無理するなよ?」

「いいですよ、久しぶりに歌いたかったし」

G「そうか楽しみだな」

チップとシャシャの力で沢山の人が集まってきた

中には…

RB「待ってました‼」

SS「ねぇ!特等席!アタイのだよ!」

RB「いいじゃんかよ〜!」

SS「だーめ!」

ラビットは岩になりきって動かない

TP「ラビットー!」

そうしてるうちにも人は集まっていた


町女「ご覧よ、グレタじゃないか!」

町男「しばらく見なかったから心配してたんだよ!」

子「おねぇちゃん!早く歌ってよ〜」

町の人も首を長くして待っていた

Aは深くお辞儀すると

前のように歌いだした

ポルトパラディーゾに再び透き通る声が響き渡る





一曲歌い終わると拍手喝采

TP「やっぱりスゴーイ!」

SS「前みたいに出来てたぞ!」

RB「おかえり〜‼」

町の人も涙したり笑顔だったりと大成功で終わった

「ありがとう…!」

ヴェールのしたから涙が流れていた

G「良かったな」

「はい!」

取り巻いてくる人たちを掻き分けて船に戻ると



M「A…!アンタ…!歌ってたね!良かったよぉ!」

「マンマ…!」

船にも歌声は響いていた

KS「あぁ相変わらず上手いな」

「ありがとうございます」

T「これでグレタは復活だな」

「本当にありがとうございました」

みんなの前で歌ったことでトラウマとして怖がっていたことも少し和らいだようにみえた

M「ほら今日は久しぶりに疲れたろ?部屋で休みな、ご飯の時間がきたら起こしてあげるから」

「はーい、お言葉に甘えて」

クタクタの状態で部屋に戻る


「ふぅ………」

楽しかったのは事実だが疲労は大きい

ベッドの上でウトウトしていると

(コンコンコン)

「はぁい?」

K「俺だ」

「あ、どうぞ」

(ガチャ)

K「今日はお疲れさんだったな、声はよく聞こえてたぞ」

そう言って頭を撫でてくれる

「…よかった」

K「ゴールドと一緒で大丈夫だったのか?」

「うん…」

眠そうに答えるA

K「おいおい…」

「心配しすぎですよ…」

K「当たり前だろ?」

「あはは…さすがはパパ」

ベッドに顔をうずくめると

K「こらこら、寝るなら着替えてからにしなさい」

「うん…」

K「ワンピースで寝ると風邪引くぞ」

「はーい…」

K「全く…おい、部屋の鍵は?」

「引き出しの中です…」

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作者名:MRC | 作成日時:2018年8月26日 0時

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