Baroque2 (ページ25)

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SS「な、なんかこっちまで緊張してきた…」

TP「オイラ…こういうの初めて見るよ…」

波と風の音だけが聞こえる

JJ「よし。ゴールドからな」

G「お、おう…(落ち着け…平常心…平常心…)」

Aもゴールドを見上げる

G「(よし…)俺は…お前の担当医でもある、もし何か起こっても対処できるから、護衛に立候補する！お願いします！」

K「(そうきたか…)」

あえて恋愛面は入れずに義務的に伝えたゴールド

C「(まだまだ海藻だな〜)それが心からの気持ちか？本当に医者だから護衛に付きたいのか？」

G「……それは…」

JJ「男になれ！ゴールド！」

するとゴールドは決心したように

G「さっきのは撤回する！俺は…俺はお前が大切だ！守ってやりたい…いや、俺に守らせてほしい！」

C「よし！よく言った！じゃあピーター行ってみよう！海になるなよ？」

ピーターは肩を上げ下げしてリラックスするよう試みるが効果なし…

それに気づき吹っ切れたのか

口を開いてからの第一声が…

P「……俺は…俺はお前が好きだぁぁぁああ！」

・・・・・・・

Aも周りの人たちも唖然

チャンウーとジャンジャックもどんなツッコミを入れるか考えていたのに全てが飛んだ

T「おぉ…ド直球だな…」

P「(やっば！俺今なんて言った?!)」

周りを見てもみんな目を丸くしてうごかない

ただ一人はニコニコしてるが…

K「よぉく、聞こえたぞ？」

P「ひぃ……」

K「おい、みんな起きろ？結果かを聞こうじゃないか」

P「き、教官…俺は何て…」

K「さあ？Aに聞きな？」

チャンウーは顔を振って現実に戻ってきた

C「すまん、別次元に飛ばされた…」

JJ「いいか？聞いても？」

ジャンジャックがAに聞くと

「は、はい…」

G/P「(ゴク……)」

《お願いします‼》

手を差し出す2人

Aの選んだ結果は…

RB「おぉ‼」

P「あ…」

G「…！」

Aが手を握り返したのはゴールドだった

C「決まったー！」

P「はぁ……残念か…」

G「(ヨッシャー!!!)お、俺でいいのか？！」

「まずはリハビリですから」

K「(うんうん)」

P「じゃ、じゃあ！俺のことは?!」

Aは優しく笑うと

「前向きに受け取らせてもらいます。私が本当に治ったら」

P「マジ？！」

G「絶対にそうなるとは限らないぞ?!」

M「ここの先からが本当に勝負だね、2人とも」

C「じゃあ"今日"はゴールドだな？」

「はい、よろしくお願いします」