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あの事件から一週間

Aはベッドの上から動いていない

だが完治するまで寝たきりは後遺症になりそうだと思ったゴールドはある策を考えていた

G「なぁジュジュビ、Aって胸囲何センチだ?」

J「……はぁ?!」

G「知ってるか?」

ジュジュビエーヌは真剣に聞いてくるゴールドは壊れたと思った

J「アンタさ…女子に何聞いてるか分かってんの?」

G「え?」

ゴールドは顔を真っ赤にすると

G「イヤらしい意味じゃなくて!骨折用のコルセットを頼むためにだな…!」

J「ホントなのね?」

G「あぁ!ホントにホントだ!」


何度も聞いたジュジュビエーヌだったが、Aの胸囲などサイズは知らなかった

J「あ!マンマなら知ってる!服作ってたし!」

G「んじゃ…マンマに聞くか」

そう言うとゴールドはマンマのもとに向かった

(コンコンコン)

G「入るよ?」

M「おや、どうしたんだい?」

G「あ、あのさ」

急に吃るゴールド

G「Aって胸囲何センチだ?」

そう聞いて、物で隠れていた人物に気づいたときには遅かった

K「なんのつもりだ?青少年…」

G「教官…!あ、あの…コレには訳が…!」

K「ほぉ…」

M「これこれ教官、あんまり咎めないでおやりよ、若さ故の過ちだよ」

G「違うから!」

ゴールドは1から説明をしマンマとコン教官に納得してもらった

K「そうなら初めからそう言えよ」

G「教官がいきなり怒るからタイミングが…」

M「だけどコルセットはアンタが作るのかい?」

G「いいや、町で腕の良い職人を見つけたからソイツに頼んだ」

怪我人が出るたびにゴールドの治療計画の充実さに驚く

K「お前…何で海賊やってんだよ」

G「え…それは…事情に事情が重なって…」

M「はい、そこまで」

マンマがコン教官の追求を止めると

M「胸囲だけでいいんだね?」

G「あぁ…」

M「じゃあ後で確認して教えるよ」

G「ありがとな」

ゴールドが部屋を出ようとすると

K「待てゴールド」

G「はい?」

教官が側により小声で聞いた

K「写真のことは話してないよな」

いつもより低い声だった

G「はい…でもAは別の写真を…」

K「それは知ってる、引き止めて悪かったな」

G「失礼します」

ゴールドが退出すると

M「さてと…」

マンマは服のカタログのようなものを取り出した

K「なんだそれは?」

M「みんなのサイズ表さ、ほれ、オジサンでも女の子のサイズはトップシークレットだよ」

K「はいはい」

コン教官も退出した

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作者名:MRC | 作成日時:2018年8月26日 0時

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