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Aが椅子に腰掛けると、大きな布をそっと掛けて、雑に切られた髪を揃えはめた
「あ…あの！」
K「いいか？女海賊には美しさが武器になる、君の場合だと大いに使えるが、この髪だと悲しいだろ？」
PO「教官…何か変なものでも食べたんですか？」
K「は？」
PO「だって初めてじゃないですか？こういうの」
ポンが話すことをきくと珍しい事なんだと分かる
K「よし、これならマシだろ」
ポンが出した鏡を見るとキレイに整えられていた
「あ…あ、ありがとうございます！」
Aがそう言うとコン教官は満足気に頷いた
PO「教官！本題始めてください！」
K「あぁ、それでは早速、海賊のための訓練をしていく、まずは敵と会ったときの名乗り方から
だ」
それを言われたAは黙り込んでしまった
PO「どうした？」
「え…あの船長から名前を変えるように言われて」
K「なるほど、で、決められてないんだな？」
「はい、一緒に考えてくれませんか？」
PO「今いる女子だと…ローズ、マンマ、ジュジュビエーヌ、ロレッタ、シャシャ…」
次々に出てくる名前を聞けば余計と浮かばなくなってくる
K「マルグリット…マルグリットはどうだ？」
PO「マルグリットですか？確か…」
K「ギリシャ語の真珠という意味をフランス読みにしたもの、どうだ？」
PO「ちょっと…貴族っぽくないですか？お高くとまってる感じがしますけど…」
K「じゃあソレを短縮したグレタだ、それならいいだろ？」
PO「グレタ…グレタね…いいんじゃないですか」
K「嫌か？」
「いえ、ありがとうございます」
こうしてAはグレタと改めた
K「ではグレタ！君の海賊としての能力を高めるために訓練を始める、準備はできてるか？」
「はい」
K「よろしい、では…！」
こうして短期集中型の海賊修行が始まった
内容としては船の中での仕事の仕方
戦闘に際しての自分の立ち位置
船長との関わり方
およそ一週間で終わらせる予定であったが…
PO「あの子は飲み込みが早いですね」
K「あぁ短期間でここまで来るとはな」
PO「15班の連中にも負けないくらいですよ」
コン教官は少し驚いた顔をして
K「15班？15班なのか?!あの子は…！」
PO「そうですけど？」
K「じゃあポルトパラティーゾへ行くっていうのか?!」
PO「多分…」
K「なんてことだ…」
PO「どうしたんですか？」
K「あの子はポルトパラティーゾに行ってはいかん‼」
PO「え？なんで」
K「あの子は…！」
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ミリ(プロフ) - ギプスじゃなくてギブスです...全くの別キャラとして書いているならすみません！！ (2018年8月25日 1時) (
レス) id: ff0cc38f6b (このIDを非表示/違反報告)
岬(プロフ) - ジュジュビエーヌってマーガレッテだったような気がします…私の間違いだったらすみません (2018年8月20日 21時) (レス) id: ad8a21236d (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月15日 18時) (レス) id: 937bd9108b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MRC | 作成日時：2018年8月15日 18時
