50 ページ50
祭りの当日
船の外から聞こえる懐かしい音楽
「小さい頃はよく行ったなぁ」
TP「そうなのか？」
「あ、別のね！」
危うく白状してしまうところだった
TP「オイラは初めてだなぁ！」
目を輝かせて話していた
P「チップー！行くぞー！」
ピーターに呼ばれるとウキウキしながら走って行った
二人を羨ましく思い船の上から町を見ていた
「こんなふうに見えてたんだ…」
改めてキレイな町だと実感すると
急に感慨深くなり涙が出てしまった
KS「おいゴールド行くz…ん？A？」
カッテーナは側によるとAが泣いていることに気づいた
KS「おいおい、どうしたんだよ」
話しかけても嗚咽で聞こえない
KS「おい赤ん坊じゃないんだから話せるだろ？」
そう言ってAの背中をさすった
「私…は…もぅ…」
KS「ほら深呼吸しろ」
カッテーナの言うとおり深呼吸をして心境を話す
「もぅ…どうしていいか分からなくて…！」
カッテーナはゴールドとピーターの事を知っていたのか
KS「アイツらのことは深く考えすぎると良くないから、自分の思うように過ごせばいいんだぞ？」
「え？」
KS「えって…ゴールドとピーターのこと…」
「…それだけじゃないの！」
急に怒り出したAに驚くカッテーナ
KS「じゃ、じゃぁ何だ、パパのことか？」
「そうパパの……なんで知ってるの？」
KS「お前が酔ったときに言ってたぞ、迎えに来ないパパのこと」
「あ…」
KS「あんだけ言っといて忘れるのか？」
覚えていなかったAは自分自身で驚いていた
「私…変なこと言ってましたか？」
KS「確か、パパの事とこの前の港の親子のことだったか？知り合いだって言ってたぜ」
Aは後悔したように頭を抱えた
「うそ…」
KS「何だ知り合いが居るから祭りに行きたくないのか？」
「…簡単に言えばそうですけど」
KS「いつも着けてる帽子は？」
「近距離だと気づかれちゃいます！」
KS「ったく…！」
兄貴肌のカッテーナは何とかしてやりたいと思うが策が思いつかない
KS「祭りには行きたいんだろ？」
「うん…」
KS「はぁ…どうするよ」
悩んだ挙げ句カッテーナの提案は…
「え？男装?!」
なかなかクレイジーな提案にAも迷うが
祭りにはでかけたい…
最終的に
T「なんで俺が手伝うんだよ」
KS「オシャレ海賊なんだろ？」
T「俺の趣味にするからな、文句言うなよ？」
そう言い手先の器用さを利用しAを男の海賊に変えた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 115人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミリ(プロフ) - ギプスじゃなくてギブスです...全くの別キャラとして書いているならすみません！！ (2018年8月25日 1時) (
レス) id: ff0cc38f6b (このIDを非表示/違反報告)
岬(プロフ) - ジュジュビエーヌってマーガレッテだったような気がします…私の間違いだったらすみません (2018年8月20日 21時) (レス) id: ad8a21236d (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月15日 18時) (レス) id: 937bd9108b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：MRC | 作成日時：2018年8月15日 18時
