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今から18年前のポルトパラディーゾではお祝いムードが広がっていた

この海賊団の一員である男が父親になったからだ

海男「どっちだったんだ?」

海女「女の子だよ!」

仲間を祝い合う海賊たち

海男「いやぁ!まさかアイツが親父になるとはなぁ!」

海女「親友に先を越されてアンタも悔しいんじゃない?ね、フェルナンデス」

K「そんなことないよ、アイツは馬鹿だけど根はいいやつだからな」

軽く笑いながら言い返す

海女「だけどさ、いい相手見つけたよねーアイツも!歌手だっけ?」

K「あぁソプラノな、ま、アイツも歌うまいしな」

話によるとフェルナンデスの親友は美人なソプラノ歌手と結婚したという

K「アイツのことだ親バカになるに決まってる」

女海「絶対ヤキモチ焼いてるじゃん!」

K「違いますー」



お祝いムードもつかの間

しばらくしてあの日はやってきた


男海「船が来たぞー!」

女海「あ、あれは…!バルボッサ!」

男海「なんだと…?!」

HB「貴様らのような下級海賊でも相手にしてやるんだ、退屈させるなよ?行け!野郎ども!」

『Yoho‼』

K「なっ…!ヘクター・バルボッサか…!」

あちこちから剣が振り下ろされ、銃弾の嵐が襲う

フェルナンデスの海賊船には最良の武器はなかった

その時…



友「ゔっ!」

K「おい!しっかりしろ!」

親友が受けた傷は致命傷だった

友「…俺が…俺が死んだら…あの子は…どうなる…」

K「何縁起でもないこといってんだ!」

友「……俺が死んだら二人のこと…頼んだ…ぞ…
コン……」

(バタ…)



激しい闘いのさなか勝利の女神はバルボッサに微笑んだ


HB「なんだ…全滅か」

K「…っ!ま、まて!」

HB「おや?骨のあるやつがいたらしいな」

K「なんで俺たちを狙った…!何が目的で…!」

バルボッサは笑いながら答えた

HB「海賊のお前ならわかるだろ?欲を満たすためさ」

そう言うとリンゴをフェルナンデスに投げ渡した

HB「お前には見込みがありそうだ、俺の船にこい」

K「…少しだけ…少しだけ時間をくれ!」

その時、殺された親友の言葉を思い出した

HB「あ?」

バルボッサは帽子を被り直すと


HB「では、この港を離れてもう一度戻ってくるで時間をやろう」

K「……わかった」

HB「そうだ、改めて聞こう名前はなんだね?」

K「……フェルナンデス・スペピアーノ・コモレッタ・ピエール・マウントバッテン・チャールズ・コン」

HB「長ったらしいな……コン、お前はコンだ、いいな」

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ミリ(プロフ) - ギプスじゃなくてギブスです...全くの別キャラとして書いているならすみません!! (2018年8月25日 1時) (レス) id: ff0cc38f6b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ジュジュビエーヌってマーガレッテだったような気がします…私の間違いだったらすみません (2018年8月20日 21時) (レス) id: ad8a21236d (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月15日 18時) (レス) id: 937bd9108b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MRC | 作成日時:2018年8月15日 18時

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