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「聞かせられるようなものじゃ…!」

SS「上手だったよ!なんて歌だったけなー…」

シャシャが口ずさもうとするのを遮るように

「あ、あの歌は…小さい頃に聞いた歌で曖昧だし…!」

チップとシャシャは聞く気満々で目の前にチョコんと座っている


JJ「いいのか?歌のやつが3人もいて…」

「そ、そうですね!」

RB「いいんじゃないか?俺とシャシャとピーターも似たようなことするんだし」

ラビットの発言には反論できなかった

C「多少の音ズレは気にしねぇから!」

チャンウーは唐突にプレッシャーをかけてくる

「え…で、でも…」

みんなの目は期待で輝いていた

「わ、わかりました。でも後ろ向きでうたってもいいですか?」

P「なんで!」

「恥ずかしいからに決まってるでしょ!」

G「だけど採用だったら大勢の前でやるんだぞ?」

ゴールドも少し企んだような笑みで言った

「……はい、でも冷やかしたら即止めますからね?!」

RB「よしみんな!温かい目だ!用意!」

M「おやめ!普通に聞きな!」

「ふぅ……」

Aは深呼吸をすると

ゆっくりと目を閉じ思いを込めるように歌った




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Deh, ti desta, fanciulla, la luna
spande un raggio s caro sul mar';
vieni meco, t'aspetta la bruna,
fida barca del tuo marinar.

ああ娘さん 目を覚まして
水面に月明かりが揺れる
おいで娘さん
船乗りの舟に身を委ねて

Ma tu dormi, e non pensi al tuo fido,
ma non dorme chi vive d'amor;
io la notte a te volo sul lido,
ed il giorno a te volo col cor!

だけど君は目を覚まさない
誠実な愛に気が付かない
眠らないのだ 愛に生きるものは
夜の砂浜 君の元へ舞い降りよう
僕の心はいつも君の元へ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



『シーン……』



歌い終わり前をみると海賊たちの口があいていた

「……あの…」

P「す…すげぇー‼」

ピーターの一言を先頭に海賊たちは

J「いつ習ってたの?!」

「だから…小さい頃に…」

KS「素人じゃないだろ…」

TP「なんか…Aが光ってたな」

G「おいおいラビットが泣いてるぞ」

RB「俺…俺!生まれて初めて歌で感動した!」


みんなは拍手でAを包んだ

G「だけど…本当にキレイな声だな」

JJ「人魚にも勝てるぞ」

T「決まりだな」

Aは顔を真っ赤にしながら深くお辞儀をした


M「ほら!教官からも何か言ってあげなよ」

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ミリ(プロフ) - ギプスじゃなくてギブスです...全くの別キャラとして書いているならすみません!! (2018年8月25日 1時) (レス) id: ff0cc38f6b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ジュジュビエーヌってマーガレッテだったような気がします…私の間違いだったらすみません (2018年8月20日 21時) (レス) id: ad8a21236d (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月15日 18時) (レス) id: 937bd9108b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MRC | 作成日時:2018年8月15日 18時

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