Baroque

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気合で体調を戻したAは新しいグループで街を回ることになった

JJ「んじゃあ、今日は…」

ジャンジャック、ゴールド、ジュジュビエーヌ、カッテーナ

マンマ、チップ、チャンウー、ラビット

ピーター、シャシャ、トリック、ロレッタ、A

JJ「異議は？」

P「え?!Aと一緒?!マジで?!」

TP「なんだよピーター、異議か？」

P「ぜんっぜん！賛成！大賛成‼」

KS/G「ほぉ…嬉しそうだなピーター？」

P「い…いえ…！そんなことないっす！」

JJ「異議がないならコレで行くぞー」

『Yoho！』




眼帯を付けて街へ出る

P「よ！」

「ピーターさん」

P「"さん"はいらねぇよ、ピーターでいい」

「ピーター」

P「いい感じ！ところでさ何で眼帯付けてんだ？」

「コレは装飾で…大した意味はないですよ」

P「ふーん」

ピーターは八百屋に並べられいたオレンジを手にすると金も払わずに食べてしまった

「あ！」

P「ん？」

「お金払ってないのに…！」

P「あ…まぁいいじゃん」

「ダメですよ！盗みになっちゃいます！」

グイッと詰め寄るAに驚き

P「おわっ！ゴメンゴメン！払う！払うよ！」

ピーターは代金を払い戻ってきた

「よろしい」

P「はい…いい子ちゃんだな〜お前は」

そう言われると嬉しそうに笑っていた

P「……なぁ眼帯取ってくれよ」

「え、でも…」

P「いいから」

ピーターは無理矢理Aの眼帯を解いてしまった

「ちょっ…！」

P「俺はこっちの方が好きだぜ？」

真剣に言われ戸惑うA

「か、返してください！」

P「どうしよっかなー」

「ねぇ！」

ピーターは眼帯をわざと高く上げて勿体ぶる

P「じゃあ！俺には敬語禁止、それに笑顔を多くすること！」

「え？」

P「お前、敬語が多いから何か疲れるんだよ、
チップだってタメ口なのにさ」

「…わかりました」

P「はいダメー！」

「もう！」

そう言いながらもAは笑顔だった

P「へへ！その顔のほうがいいや！」

「分かったから！…返して？」

つい少し上目遣いになる

P「……はい」

顔をうつむけながら眼帯を返すピーター

「大丈夫？」

P「え？あ、だ、大丈夫！元気だから！」

「フフ…！変なの」

P「い、行くぞ！」


歩くうちに二人組に遭遇した

PO「あ！教官、A復活してますよ！」

K「そうか！良かった…ん？おい待て、誰と歩いてるんだ？」

PO「あれは…ピーターですかね」

K「ふーん」

コン教官の顔は目が笑っていなかった

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