どうして貴方は私を『嫁』にしたんですか？ . rb ページ15
闇d！転生パロ
--------ｷﾘﾄﾘ線--------
私の朝は､とある男性の一言から始まる｡
｢ん､おはよぉさん｣
この男､ロボロと言う名の男の一言から､始まって行く｡
｢…よぉ眠れたか？｣
｢…いえ､あまり…｣
｢隈､相変わらずやなぁ｡ 今日は添い寝でもしたろか？｣
｢いや､良いです…｣
｢遠慮はいらんで？…ん､したろうな｣
｢…ｽｩ……どうも…｣
──…マジで話聞かねぇな､この人｡
私の名前はA｡ 前世では変な通り魔に腹部をグッサリやられそのままくたばった女である｡
それで起きたらこの…何て所だっけ｡ て､
前世で彼氏が居た経験なんて一度も無い私になんて仕打ちなんだ｡ これが夢なら早く目覚めて欲しい｡ 覚めたら覚めたで後がしんどいが｡
｢若！｣
部下の方がそうロボロさんを呼ぶ｡ すると､分かりやすく不機嫌そうに舌打ちを鳴らす｡ そして二重人格なのかと疑える程に､今度は優しく｢…すまんな｡ すぐ帰るからな｣と私に声を掛け､部下達と共に何処かへと行ってしまった｡
ロボロさん曰く､私は何の能力も持っていないただの一般人｡ そんな自分の身も守れないような身体で自分と共に行動させるのは…と言う理由で私はよくこの組織の拠点にポツンと一人…では無いが､まぁ､残される｡
…大事にされているのは分かるんだけど｡ マジで何で私を嫁にしてるんだろう､あの人｡ …普通に考えればおかしな話だと思うんだけど｡
｢姐さん｡ 今日はこれとこれ､あと…これも覚えましょうか｣
｢あ､はい｡ ……ぅわ､文字量すご…｣
｢若の為です姐さん！頑張りましょうぜ！｣
｢お､おー…？？｣
…まぁ､この世界で生きてくなら､仕方ないのかな｡ そう飲み込む事で私はこの世界で生きる事を受け入れたのであった｡
いや､でも正直何でマジで私を選んだのかは気になるけどさ｡
｢…夜､聞けるなら聞くか…｣
｢？何か言いました？姐さん｣
｢ぁ､いえ､何でもないデス｣
自分に敵意は無いとはいえ､怖い｡ やっぱ夢なら覚めて欲しい､です｡ はい｡
--------ｷﾘﾄﾘ線--------
──どうして貴方は私を『嫁』にしたんですか？
先生！『恋』とか言う訳分からんもの教えてください！ . em ※？→←軽挙妄動も大概にせぇよ｡ . sho
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灯(プロフ) - 短編なはずなのにひとつのストーリーがずらずらずらと頭の中で流れるようでありました。どの話もとても好きです。ガルパニ。様の言葉選びがとても好き…表現が豊かでそれぞれのキャラが生きているように感じます！お身体に無理なくご執筆頂ければ私は幸せでございます… (5月8日 23時) (
レス) id: 3e566e3157 (このIDを非表示/違反報告)
人外人間白乃雫(プロフ) - ガルパニ｡さん» ( º∀º)∵∴ｸﾞﾊｯ! (4月15日 19時) (レス) id: 4a8cb482e0 (このIDを非表示/違反報告)
ガルパニ｡(プロフ) - 人外人間白乃雫さん» ☺️ (4月13日 23時) (レス) id: 9848d4898e (このIDを非表示/違反報告)
人外人間白乃雫(プロフ) - ガルパニ｡さん» ｳ、ｴｪ、ｵｫ…ヘ？( º дº)ﾊﾟｯ…ﾊﾟｴ?(？？？) (4月13日 20時) (レス) id: 4a8cb482e0 (このIDを非表示/違反報告)
ガルパニ｡(プロフ) - 人外人間白乃雫さん» その時は一コメ目是非お待ちしております…☺️✨️現時点でたくさんコメントを残してくださっているので十分常連さんですよ…！🙌いつもご愛読ありがとうございます…！🥰 (4月13日 20時) (レス) id: 9848d4898e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ガルパ二｡ | 作者ホームページ：http://ginga1106
作成日時：2024年2月23日 19時
