【HQ!!】私は脇役(モブ)で充分なのだ｡【烏野】

脇役は護衛 ページ3

｢毎回毎回邪魔すんじゃねぇよ海城！！！｣


｢そうだそうだ！俺らのオアシスだぞ！！？空気を吸わなければ死んでしまうんだぞ！！！！｣





｢煩い､田中西谷｣









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冷たい目で私はそう田中と西谷に言葉を放つ｡



その様子に縁下は笑った｡









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｢本当､Aって2人には当たり強いよな｣





｢こうでもしないと純新無垢な才色兼備である潔子さんに変態が移るからね､しゃーなしだよ縁下｣

｢成程｣



｢なぁにが成程だ縁下ァ！！！！！｣









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ふふん､と勝ち誇っていると潔子さんに｢Aちゃん､手伝ってー！｣と声が聞こえた｡



田中と西谷に向かいひたすらにドヤ顔をした後私は愛しの潔子さんの元へ走り出す｡





早く仁花ちゃんも来ないかなぁ､と考えながら｡









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｢海城は俺らのことナメてるよな､なぁ龍！！！｣

｢ぜってぇ泣かす！！！！！｣





｢お前らマネージャー泣かしたら容赦しないからなー？｣









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ちらりと田中と西谷を見てみると何だか菅原さんに怖い顔をされているが｡



まぁいいか､と潔子さんの方へ向き直る｡



美しい以外言葉が出ないよね｡

正直､西谷たちのやりたいことは分かるが抑えている私は偉い｡





さて､と気を取り直す｡









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私は今日も､脇役でいい｡









---------❀ｷﾘﾄﾘ❀--------

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