【HQ!!】私は脇役(モブ)で充分なのだ｡【烏野】

脇役は恥ずかしい ページ13

｢眠い…｣









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結局何時間もあったバスの時間は全て眠気に攫われてしまった｡

菅原先輩にありがとうございます言わなきゃ｡



降りたときに言えば良かった､と思いながら菅原先輩の場所へ行こうとすると｡





後ろから誰かに抱きしめられた｡









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｢…徹､皆いるからやめて､恥ずかしい｣



｢やだ｣

｢岩泉さんにチクってやる｣

｢もっとやだなんだけど！！！！？｣









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この大王様が｡

やることも王様かよぶっ｢P｣すぞ｡



前を見ると思考が停止している烏野男子｡

潔子さんは驚いていて仁花ちゃんは手で顔を覆い隠している｡



…合宿なんて公開処刑もいいとこだ｡









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｢岩泉さーーーーん！！！！！そちらの馬鹿がこっち来ましたんで助けてくださいませんかーーーーー！！！！！！！！！？｣



｢及川ゴラああああああ｣

｢早すぎだよ岩ちゃん！！！！！！！！！！｣









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そうでもしないと離れないだろ､と徹にバイバイしながら思っていると｡









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｢A…｣

｢俺らという存在がありながら…｣

｢酷いです海城先輩ーっ！｣





｢何を勘違いしてるか分らないですけど私が一番好きなのは烏野なんで､そこんとこご了承を｣



｢｢｢海城/A さぁん…｣｣｣ﾄｩﾝｸ

｢そんなことより早く準備してくださいよ｣









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潔子さんと仁花ちゃんのところへ行くと､｢嬉しそうだね｣と潔子さんに笑われてしまった｡









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｢恥ずかしいだけですよ､本当…｣









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耳が熱くなるのを感じながら､私はそう言った｡









---------✿ｷﾘﾄﾘ✿--------

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