【HQ!!】私は脇役(モブ)で充分なのだ｡【烏野】

脇役の使命 ページ16

｢澤村先輩､さらっとえげつないこと頼んできたな…｣









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これを持って…とカメラを渡されたときはもう動画を撮ってこいの合図だな､と確信した｡



澤村先輩…

いつのまにそんなずる賢くなっちゃったんですか､流石です｡



そんなことを思いながら青葉城西の試合の動画を撮っていると｡









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｢俺らの動画は撮ってくれないのかー！！？｣



｢えっ｣

｢へいへいへーい！！！｣









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梟谷の､何だっけ｡





あ､木兎さんだ､スパイクすごい人｡

その隣には赤葦さんがいる｡



何か､日向と影山もそうだけどこの｢相棒｣って感じ､羨ましいな｡





丁度､青葉城西の試合が終わったので動画を切り梟谷の人達に向き合う｡









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｢今度は梟谷､撮りましょうか？｣



｢おっ！本当か！？｣

｢はい､撮るのが今の使命なんで｣









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高校3年なのにこのノリはすごいけど､まぁ話しやすいしなんとかなるかな｡



早速梟谷の近くに行こうとすると｡









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｢Aーっ！動画撮っておいてこの及川さんにカッコいいの一言も無いのー！？｣





｢…だそうですよ？｣

｢あぁ負け犬の遠吠えなんで大丈夫です｣



｢勝ったんですけど！！！！？｣









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赤葦(2年だから)と会話をしながら移動をした私だった｡









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｢…ホント､どうしたら惚れてもらえるのかな｣





｢とりあえずそのウザく付きまとうのを止めればいいんじゃねぇの｣

｢岩ちゃんそれだと俺だと認識出来ないでしょAが！！！｣









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…こんな私の何処がいいんだか｡



そんなことを思いながら頭を掻く私だった｡









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赤い星…！本当に皆様ありがとうございます…！❀

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