いらっしゃいませこんにちは。【w.r.w.r.d.!】

今日も今日とて26 ページ26

おはようございます〜







あっという間に準夜の時間。
残念なことに時間が過ぎるのはとても早いのだ。



レジにいる夕勤の方々に挨拶をしながらスタッフルームへ向かう。

今日は誰が一緒だったかな…







「あっ、せ、先輩！おはよございます…」



「お、ショッピくんか！おはようございます」






ノックしてから扉を開けると、慌てた様子で挨拶をしてきてくれたのはショッピくんだった。

彼は色素の薄い髪を掻き上げながら何かを考えているようだ。


場所を離れ着替えてから戻ってくると、彼は頰を掻きながら口を開いた。





「昨日ぶりっすね…」




「そうだね！あれ、なんかちょっと髪伸びた？」



「え？1日で？…そうだ、A先輩、髪短いのと長いのどっちが好きっすか？」



「うーん…ショッピくんはちょっと短いほうが似合うかなぁ？私はそのままでも好きだよ。」



「そ…そ、すか。」







あ、でも彼ヘルメットかぶるもんね、なら短い方が楽かもなぁ。


なんて考えていると、控えめにノックされたドアが開いた。






「おはよーございます。」



「おはようございます。おぉ、菜々ちゃんおひさしぶり。」



「あ！Aさんやん！よっしゃ」






間延びした挨拶とともに入ってきたのは後輩の菜々ちゃん。
今時の大学生って感じの子だ。

ちょっと前まではよく一緒に入っていたけど、最近大学が忙しいという理由であまり入っていなかったみたい。
私によく懐いてくれていて可愛い後輩だ。



彼女と喋っている間に大分時間が過ぎていたようで、もう開始の時刻1分前になっていた。



急いで3人してレジに向かう。




…






「そーいえば、Aさんって好きな人とかいてます？」






客足も大分落ち着いてきた時の事。

ショッピくんが店長に命じられた複雑な箱の組み立て作業を行なっている中、隣のレジに立っていた菜々ちゃんが興味津々といった感じで聞いてきた。





「んー、今はいないかなぁ。」




「えー？！以外やなぁ。彼氏持ちかと思っとったのに…」




「な訳ないでしょ。そういう菜々ちゃんは居るの？」






今度は逆に彼女に聞いてみる。

すると彼女は急にモジモジと照れ始めたため、これはあるなと思い深く追求することにした。





…



皆さんおひさしぶりです。
更新するする詐欺をしてばかりで申し訳ありません…

今回機種変をきっかけに何故か前の垢入らなくなってしまったので新しい垢で更新してます！

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