10.お誘い ページ10
貴方side
慧「Aちゃーん!おはよっ」
貴「今日は朝から来たんですね」
知「伊野ちゃんも好きだねぇ」
相変わらず毎日のように来る伊野尾さん
慧「Aちゃん、あの山田とかいう奴といかがわしいことしてない?」
貴「もう!何回言ったらわかるんですか!?山田くんとは何もありませんし、山田くんには可愛い彼女さんがいるんですよ」
この間可愛い女の子と楽しそうに歩く山田くんを見た
写真だって見せてもらったし
慧「え!そうなのぉ!山田ぁ!彼女いるなら言ってよぉ〜」
涼「だって聞かれなかったから」
慧「…」
貴「とにかく、私と山田くんの間には何もないんで、なんで私こんな浮気の言い訳みたいなのしてるんですか、それに私は伊野尾さんのものじゃないです」
慧「でもいつかなるよ」
貴「なりません!」
光「Aちゃん!ちょっと手伝って!」
貴「あ、はーい!」
私は光さんの所に走ろうとした
でもそれは誰かの手で止められた
慧「…」
子犬みたいな目で私を見つめる伊野尾さん
貴「え…」
慧「ふふ、今日さ一緒に帰ろうよ!仕事終わったらお店の前で待ってるね」
貴「え、伊野尾さ…」
伊野尾さんはテーブルに2000円おいてお店を出て行った
光「Aちゃん!早く!」
貴「あ、はい、山田くんこのお金レジにしまっておいて」
涼「あ、うん…」
そしてようやく光さんの所に行く
光「大丈夫?なんか顔が赤いよ?」
貴「え?いや、なんか暑くて…」
光「…そっか、じゃあこのオムライスのケチャップよろしく」
貴「はい」
…
それから1日私はボーッとしていた
知「Aちゃん、今日凄くボーッとしてたけど、大丈夫?」
貴「え…あ、うん、大丈夫だよ。」
知念くんにまで言われてしまった…
お店の片付けをした時に光さんに呼ばれた
光「Aちゃん、これ」
貴「え?クッキー?」
光「うん、余ったからあげる」
貴「女子力…」
光「おい、俺男だぞ!(笑)」
このお店にいる男の人はみんな女子力が高い
山田くんも料理するらしいし
知念君も可愛いものが好きだし
私も見習わないと
光「ねえ、Aちゃん…」
貴「なんですか?」
光「伊野尾のこと、好きなの?」
貴「え?…好きじゃないですよ」
光「そっか」
光さんは少し切ない顔をしてお店を出て行った
237人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
moema(プロフ) - 面白いです!新作待ってます! (2018年8月18日 0時) (レス) id: 43f5e476de (このIDを非表示/違反報告)
BEST担のヒト - とても面白いです(≧∇≦) (2017年9月9日 21時) (レス) id: 8b2cf23337 (このIDを非表示/違反報告)
わこ - 心配しなくてもすごく面白いですよ!大好きな作品です♪ (2016年9月1日 22時) (レス) id: 7ff4008dd9 (このIDを非表示/違反報告)
まるぴん - 真崎みそらさん» いろんなところで泣き、いろんなところで爆笑しました。素敵です!これからも頑張ってね! (2016年8月19日 19時) (レス) id: 34287fdb03 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - ミソラさんの作品、すごく面白いです。これからも楽しみにしています。 (2016年7月20日 18時) (レス) id: c38abb50a7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みそら | 作成日時:2016年5月5日 14時