ヤるか ページ22
ソファに寝転んで TVを付ける。
さほど観たくもないし、なんなら 耳触りな感じさえするけど。
オーナーが 出て来た時に
無音というのは さすがに気まず過ぎる、、、
ガチャッ。
オーナーがリビングに入って来た。
首からバスタオル、掛けてる。
かろうじて 身体の半分？くらいは隠れてるけど。
当然 露出度は高い(笑)
乾燥が終わるまでの、約3時間。
どう、やり過ごそうかなぁ(困)
「あっちぃなー。
喉、乾いた。
A、水くれる？」
「あっ、どーぞ？
勝手に開け」
、、、、もう 冷蔵庫、開けてるし(笑)
「、、、、なぁ。
お前、酒弱ぇくせに1人で 飲んでんのか？
しかも…焼酎…ぜってぇ、飲まねーだろ？」
ヤバイ、、、、！！
翔君が キープしてるボトル、見られた！
「缶チューは、まだ分かるけど、、、
焼酎って、、、、おっさんか！？」
すいません、すいません(汗)
翔君、おっさんじゃないから！
「あぁ。 それは 友達の！
なんか、一緒に飲もうよ、ってなって。
余っちゃった分です！」
「有紀、じゃねぇわな。
あいつ 焼酎飲めねぇし、、、」
すっ、鋭いなっ！
てか、ここにきて 犯人捜しですか？
あんまり追求されると、酔っ払いの脳みそでは
うまく誤魔化しきれないんですけど、、、
「、、まぁ、、、オーナーの知らない人ですかね。
あたしにだって有紀ちゃん以外の友達、居ますから。」
「、、、ふぅん。
なるほどね〜。友達、、、、。」
「そっ、そんなことよりオーナー、
服が乾くまで 時間あるし、何しますかー？」
ちょっと話題を変えようとしてみた。
「、、、、そうだなぁ、、、何って、、、、
俺に聞くのも おかしいだろ？
俺とお前で する事と言えば、もう アレだ、
アレしかねぇだろ？」
んっ？
何が言いたいのかな、、、？
アレって、
アレって、何っ？
「(笑)A、なんか感違いしてる？
さっきも、髪を乾かそうとして 腕、引っ張っただけなのに 顔、赤くなってるし(笑)
大体、2人でするアレってなんだよ(笑)
なんか変な事 想像してねぇか？」
アハハハ。
しました。
ちょっとだけして、焦りました！(笑)
「なんだ？
やっぱやるか？
別に やってもいいぞ？」
はっ、、はぁーっ？
やるって、何をっっ？
そんな、簡単に？！
嘘でしょっ？？！！
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作者名：和妃
| 作成日時：2016年10月31日 15時
