SIDE〜S〜 in楽屋 ページ14
「で。
やっぱりファンの子、だったんでしょ。」
………すげー、観察眼だな。
誤魔化し効かねぇな、、、、
「…そうみてぇ。」
「良かったじゃ、ないっすかー。
ホントに嫌いで握手断わられた相手だったら、落とそうにも 前途多難でしたよ？
翔さん推しのコなんでしょ、もちろん？」
「あぁ。
あんま、“○○推し” とか、好きじゃねぇけど。一応、俺、みたいでは あるけど。」
「あるけど？」
「松潤のうちわ、並べてた。」
「(笑)あら。お家、行ったんだ(笑)」
あ、、。
俺って つくづく ドジだなぁ。
いつも 言わなくていい事、ポロっと言っちゃう(苦笑)
「あー、あー。なるほどね。
分かった、、、、。
けど ヤんなかったって、なんで？(笑)」
なんだ、これ。
事情聴取かよ。
「寝室がさ、俺ら部屋になってんの！
壁に貼られた俺が 俺の事、ジーッと見てるワケ。
すげー、背徳感だろ？」
答えてる 俺も俺だけど。
もう、いいか。
黙ってたって、コイツに誤魔化しとか 、ホント効きそうにねぇ。
「ほぉー。 いいじゃないっすか。
自分に眺められるってゆう、ね(笑)
ヤリ辛いか(笑)
あーーっ、俺にも そうゆうコ、現れないかなぁーっ。」
どう見ても 他人事だと思って 楽しんでるだろっ。
「ニノ、今の話、他のヤツには内緒な？
特に 相葉君、とんでもない事 言い出しかねないからさ。」
「わーかってますって(笑)
言わないですよ、誰にも。」
♪ ♪ ♪ ♪〜♪〜♪ ♪ ♪ ♪〜〜
ドアの向こうから 軽快な鼻歌(笑)
「(笑)噂してたら、絶妙なタイミングでやって来るって。
あの人、犬かなんかですかね(笑)」
ガチャッ
「おはよー☆
翔ちゃん、、ニノも。
早いね、2人ともっ、、って、いてっ。」
「相葉ちゃん、入り口塞がないで。邪魔だよ？」
大野さんが、相葉君を 背中から押したみてぇ(笑)
相「リーダー、ごめんね？」
大 「いいよ。
あー、ねみぃなぁ、寝る時間ある？」
ニノ「ねぇわ(笑)」
ハハハハッ(笑)
大野さんらしいわ。
J「おはよーっす。」
おっ、今日も攻めてる私服(笑)
いやー、似合う。
相葉「翔ちゃん？ 顔、アンパンマンみたいだけど？」
「うるせーわっ、いつもだろっ。」
本番前の ちょっとした このやり取り。
好きなんだよなぁ。
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作者名：和妃
| 作成日時：2016年10月31日 15時
