勝負下着？11/1 UP ページ2
キャーー！！
今さらだけど、
どうしようっ？
…イヤ、イヤ。
どうしようも、こうしようも、ないか。
翔君に “ 好き ” って 言っちゃったよっ！
ファンだった、って事も バレちゃったし、、、
なんか、そこからの展開が早過ぎて。
思考回路、プッツンと切れそう、、、
翔君と、、、、
キス、しちゃったんだなぁ、、、
ね、ほんとに びっくり！
まさか、こんな日が来るなんて。
夢にも思わないよね、、、
まだ、心臓が バクバクいってるよ！
途中で 仕事の電話が入ってくれて、ほんとに良かった！
あのままだったら、今頃は、、、、、
って。
イヤーーッ！！
思い出すだけで、赤面 だよ！！
あぁ、でもっ。
ここに戻って来るって 言ったよね、
いつ頃来るのかなぁ？
あんまり遅いと、明日も仕事だし、、
翔君だって 忙しいだろうから 無理はさせられない。
とりあえず、お風呂に入ってこようかな、、、
冷房も付けない寝室に居たから
体が少し 汗ばんでる、、、
・
・
・
・
バスルームの 鏡に映った自分を見つめる
胸元のはだけたブラウスが生々しいな、、、
ボタンを外しながら
着ていた下着を見て 溜息。
良かったー。
上下バラバラの、冴えない下着、、、
こんなの、翔君に見せらんない、、、
3年も 彼氏居ないと そこのところ、ほっんと、手抜きで。
あなたの女子力、どこに置いて来たんですかー？
って。
自分にツッコミを入れたくなる。
熱めのシャワーで全身を流して。
翔君の唇が触れた箇所を 指でなぞったら。
胸の奥がキュンと、した。
長湯したら のぼせそうだから、いつもより少し早めに上がろう。
えーっと、、、
ここは、どうする？
やっぱり、勝負下着を着るべきかな？
一応ね、
彼氏居なくても いざってゆー時に困らないように(笑)それなりの物は 準備してあるの。
翔君と。
そうゆう事に なったなら。
、、、、、、、白、かなぁ？
うん、
白に決めた。
普段は Tシャツに ハーフパンツで寝てるくせに。
それじゃ、なんだか色気ないから。
前に 翔君が来た時に着てた、ワンピースを選んだ。
、、、なんか。
気合い入ってるみたい、かな？
髪を乾かして。
歯を磨いて。
「よしっ！完璧っ！」
ノーメイクを除いては、、ねっ(笑)
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作者名：和妃
| 作成日時：2016年10月31日 15時
